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戦姫絶唱シンフォギア

戦姫絶唱シンフォギア 最終回 「流れ星、堕ちて燃えて尽きて、そして」 感想

想いを翼に、音を奏で、心に響く歌が未来を繋いでいく。


一体何回クライマックスがあるんだよ(笑) もはやインフレってレベルじゃないド派手な大立ち回りがこの作品らしく清々しかった。

自分一人の力じゃない、人々の想いと、仲間達の声を聞き、響はデュランダルに打ち勝つ。
彼女が束ねて繋いできた全てが、今彼女の力になるのだ。
理屈じゃない、凄まじい熱気に終始当てられっぱなしだったなあ。

個人的にはフィーネと響のやり取りがよかったなあ。
絆とか異種族間の友情だとか対話の必要性だとかを描いておいてラスボスはただぶちのめして終わり、なんてことになってがっかりさせられた作品が結構ある中で、たとえどれだけ妄執的な相手とでも分かり合うことを諦めようとしない響の姿勢はすごくかっこよく映えた。

フィーネの目的はただあのお方に言葉を伝えたいだけなのかと思ったけど、わりと本気で人類の統一を望んでいた様子。醜く殺しあう人々の姿を見てきたため、彼女は負の感情でしか人は繋がれないのだと思い込んでしまった。だが、今彼女の目の前に歌で人と人とを繋いで見せた少女がいる。

何年経っても、どこにいてもこの地球上に生き続けることのできるフィーネ。負の感情に囚われ続けた幽霊だった彼女に、響は正の感情を託し、永久に未来へとそれを伝えて欲しいと頼む。
フィーネがそれを受け入れたことこそ、彼女が真に人々が分かり合えることを望んでいた証拠だ。「歌」の力を目の当たりにした今、破壊に拠らずに人を繋ぐ方法を伝えていくことにもはや依存はないのであろう。彼女の歌も、いつかあのお方に届くといいな。

「生きるのを諦めるな」


このセリフがここまで物語の根幹を支えるとは思いもよらなかった。地球に落下する月の破片を止めるため絶唱する響、翼、クリスの三人。しかし彼女たちに悲壮感はなく、ただ三人で歌える喜びを胸に、どこまでも穏やかな顔だ。
彼女たちは命を賭けてはいたかもしれないが、決して生きることを諦めたわけではない。
死を覚悟することと、生を放棄することは必ずしも同義ではないのだ。
ただ明日を繋ぐために今全力を尽くす。たとえそれで死んでも後悔などしないように。
奏の想いは三人の戦姫を生み出し、ついには世界を救ったのだ。

未来だってそう、響が帰ってこなくても、生きることを決して諦めなかった。
この物語はいつだって、ご都合主義に見えて一人一人のキャラが能動的に動かなければどうにもならないように作られてきた。

特別な力なんていらない、たった一回の足掻きが、その想いが人を救うことだってあるんだ。

その事を伝える為に歌う戦士たちは今日もどこかで誰かに希望を繋いでいく。


・総評のようなもの

最高でした。
序盤こそ付いて行けずに苦労したけども、響が戦士としての自覚に目覚めたあたりから加速的に面白くなって、天井知らずに評価が上がっていった。
今期の中ではちはやふると並んでトップかな。この二作は両方とも王道作品なんだけど、努力の積み重ねとそれに比例した少しずつの成長を丁寧に描いたちはや、理屈じゃない「燃え」を描きシンプルなテーマを真っ直ぐに描いたシンフォギア、それぞれ質の違う描き方だったのが印象的だった。この二作を見てると、やっぱり面白い王道を描くのは難しいなあと思う。

シンフォギアは設定が凝ってるわりに描写や展開、演出が突っ込み所だらけで半分ギャグみたいになってたわけだけど、前半の数話だけでそれらが全部「許せる雰囲気」を作り出したのはすごいと思う。いや、最初から一貫してそう描いてたとは思うけど、ああいうノリに馴染みがない私のような人間にとっては、という意味で。

細かけぇこたぁいいんだよ!なエンタメ全開の作品だったが、実は人間描写はわりと緻密で丁寧だったという印象。響・未来・翼・クリスのメイン4人は、最初は皆何かが足りないキャラだった。それが相互に影響を与え合い、確かな成長を遂げていく様がこの作品をただの軽い作品で終わらせず、骨太なものにしていたと思う。

どう考えてもダサいとしか思えない戦闘シーンやセリフの数々がいつの間にかカッコよく見えていた時、すっかりこの世界に取り込まれてしまっていた。
今期最大のダークホースにして今期最高のエンターテインメントを生み出してくれた金子・上松氏をはじめとしたシンフォギアスタッフ全員に惜しみない賛辞を!

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