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アイマスクエスト 7章まで見ました

前回は意識してネタバレしないように書いたので、今回はネタバレ全開でいきます。


いやー、これはどうしたって何かしら書きたくなるね。
キャラ考とか演出についてとか、いくらでも語れそうだけど全体の構成に絞っていきます。そうしないと情報量多すぎで頭パンクするので(笑)


製作者であるておくれPが宣言していたように、これまでどちらかといえば個人のミクロな問題を中心に物語を展開していたが、この7章(及びピサロ編)では世界の命運を左右する、マクロな視点にシフトしてきた。

さまざまな立場、思惑を持った人間がそれぞれ限られた情報の中で策謀を巡らせ、そしてそれらが物語の枠を形作っていく。
ドラクエという決められたシステムによって形成された世界で、異分子たる765プロの面々だけが運命を捻じ曲げる可能性を持っている。


ここで人気投票動画で表示された各キャラの隠しステータスが活きてますね。帰りたい度と、魔物への敵対心と、世界を救いたい度だっけ? これらの違いが軋轢を生んだり、キャラに思いがけない行動を起させたり、明確に物語に影響してくるようになってます。

とくに、本来なら悪役でしかないピサロ陣営の内情を感情移入させるまでに描いたことで、この物語の軸が勧善懲悪ではなく世界の変革へと向かっていることを示してますね。

世界のバランスを保つため神によって仕組まれた人間と魔物の二項対立。魔物も含めて全ての生き物を救うために、そのシステムをどうにかしようと動いているのがPサロですね(変換めんどいので以下ピサロ表記で)。

この意図的に仕組まれた対立構造を根底からぶち壊そうというプロットは、やはりまおゆうを思い出すなあ。あれもドラクエを元にした二次創作なんだよね。
ドラクエは勧善懲悪がはっきりした王道ファンタジーだし、主人公が喋らないタイプだから二次創作にはうってつけなのかもしれない。
向こうのネタバレにもなるのであんまり深くは考察しないけど、一つまおゆうとの方向性の違いの理由を挙げるのならば、やはりあっちは最初から勇者と魔王が協力体制をとっているということかな。世界がどんなにややこしいことになろうとも、両陣営の筆頭がブレないのでなんとかバランスを保つことができていた。

しかし、このアイマスクエストではそうもいかない。もちろん、Pやアイドルの人格が入り込んでいることから今後彼らの共闘もありえるんだけど、おそらく周りの人間や世界の意志がそれを許さないだろうし、ここからどうするか? という所で閣下のアレだからねー(笑) 彼女の目的は分からないけど、世界の闇をどうにかしようとしている節もあるし、彼女もまた彼女なりに平和(?)を考えているのかもしれない。ただ、その理想形が各々少しずつ異なっているわけで、だからこそコンフリクトが起こるんですよね。


まあ閣下は置いといて、今のところ分かりやすい二項対立になっているのが予言を含めた世界の洗浄システムをどうにかしようとしているピサロと、世界のシステム通りに事を運ぶために動くマスタードラゴンと律子だ。
ピサロと律子の二人は、明らかに他のキャラよりも広い視点で物事を捉えている。自分達の影響力を知り、そのための力もあるから自分一人でどうにかしようとするピサロ。
あまりにも世界に影響を与えすぎると、何かの拍子に誰かが戻れなくなる可能性を知りただ一人当初の目的を完遂しようとする律子。

ストーリー的にも、この二人が一番割りを喰ってるように感じられる。
特に律子は結構ものぐさだったり情に厚い面があったりするんだけど、合理的な思考ができてしまうから損な役回りをすることが多いんだよね。そんな律子が好きです

っと、話が逸れた。
ピサロは魔物のため、人間のために動きながらも、立ち位置的には魔王なのでかっか達とは(一応)敵対関係にある。魔王陣営の中でも、一応エビルプリーストとかが忠義を持ってたりするんだけど、彼の理念に共感してるわけではないんだよね。大抵の魔物にとっては、人間なんてどうでもいいわけだから。
そして、なまじ多くの闇を受け入れることができるだけの器を持っているがゆえに、何もかも全部背負って追い詰められていってる。システムから逃れようともがけばもがくほど、予言の脅威が彼に迫っていく。
明らかに限界に近づいて行ってるピサロは、今の所一番死亡エンドがあり得るキャラだと思う。


それに、アイドル達だって魔物に対して敵対感情を持ってる者も中にはいる。それぞれの価値観の違いが問題を容易にはさせてくれない。


律子は主人公パーティにいながら、おそらく誰からも共感されない目的意識を持ち続けなければならない状況に置かれている。
エスタークとピサロ、どっちを仕留めるべきか意見が分かれたときの言動は、ともすれば他のアイドル達の経験を否定しかねないものだったので顰蹙を買ってましたが、マスタードラゴンの目的云々を置いてもあれは言わなければいけない言葉だったんだと思います。
真を始めとした導かれし者たちがこの世界にどっぷり浸かり、元の世界の人間達と遜色ないくらいにドラクエ世界の住人達と濃密な関係を築いていることくらい、分からない律子じゃない。いや、だからこそ彼女だけは「元の世界に戻ること」を忘れてはいけない。反感を買うことになっても、どれだけ誤解されても彼女にしかできないことだからやる。そんな律子が好きです。
しかし、彼女とマスタードラゴンの意志をあざ笑うように事態は混迷を極めていく。

やはりここに戻ってくるわけですが、これだけ二つの陣営の事情を書いておいて、そのどちらをもぶち壊しかねない閣下の復活で世界のゆくえは完全に予測不能となってしまいました。それに加え、まだ確信は持てないけど世界の意志や、運命の力まで描こうとしているように見えるんだよね、恐ろしいことに。個々人の物語だけでなく、世界の趨勢をも描くその手腕には脱帽するばかりです。

ついに次は最終章らしいですが、ておくれPにすらハッピーエンドの糸口が掴めないとか……ピサロの理想も、律子の目的も、そして導かれし者たちの願いも全て実現できるたった一つの冴えたやり方が見つかるといいですね。


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前回は意識してネタバレしないように書いたので、今回はネタバレ全開でいきます。
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