ちはやふる
ちはやふる 9話 「しのぶれど」 感想
良い最終回だった…
部員が揃い、晴れてかるた部結成!
部長は太一で千早はキャプテン。この二人の役割分担は絶妙である。部長とキャプテン、どちらが偉いのかという命題が出ましたが通常運営時は部長が上で試合時だけキャプテンが主導だと思います。
今回は皆と一緒にかるたが出来るのが嬉しくてしょうがない千早が暴走してしまう話。
千早は天才型なんだけど、孤高ではない。目指すはクイーン(個人戦)だけど、チームでやることにも喜びを見出しているという点でバランスを取っている。
「帯をギュッとね」という柔道漫画でも、天才型の主人公がついには個人戦を諦めて団体戦での全国制覇を目指していたが、千早は多分両方で一番になりたいタイプだな。
初心者相手に全力を出すことがはたして正しいのか。真っ先に思い浮かんだのが格ゲーの話で、初心者狩りが横行しているせいで元々敷居が高いのもあって新規参入が減り、衰退していっているという。
千早は最初に新に手も足も出なかったことで、逆にかるたへの情熱を目覚めさせたが、自分がそうだからといって他の人もそうだとは限らない。
その辺に理解が及ばないあたりが千早が千早たる所以なのだが、今回はそのマイナス方面が強調されていた。
かなちゃんと机君はいっぱいいっぱいで、とても千早の目論見通りにいったとは思えない。
しかし、かなちゃんが始めて札を取れた時の喜びは本物だ。あれこそが、千早が本当に教えてあげたかったこととだろう。かるたでの楽しみは札を取ることだが、接待プレイで取るのと手加減なしで取るのとではやはり喜びの度合いが違う。まあやり方は良くはなかったけど、千早の目的はかるたを好きになってもらうという点では決して間違いではなかった。
また、大会に出るという目的を考えれば、初心者二人を戦力にするには多少きつい練習になるのはある程度仕方がない。覚えて忘れてを繰り返し、身体も動かすこの競技は見た目以上に消耗するようなので、体力もつけなきゃいけないし、ルールや戦略なども覚えなければならない。練習しないと強くなれないのは千早の言うとおりである。無理をさせ過ぎずに二人を鍛える計画を立てるのは太一の役目だろう。
「お前が笑ってれば、かるたは楽しい」
千早の行為が初心者いじめにならないのは、彼女が心底かるたを楽しんでおり、その様子が皆のモチベーションになっている面が少なからずあるからだ。反省する千早にお前はそのままでいいと言う仲間達。そしてハッピーバースデイとくれば涙もでますよそりゃ。
それにしても今回の太一は色気を出しまくりで珍しく少女漫画みたいなシーンがあった。千早のフォローに徹する彼の努力は涙ぐましいものがあり、早くも報われないオーラを醸している。しかし彼女持ち、爆発しろ。
部長は太一で千早はキャプテン。この二人の役割分担は絶妙である。部長とキャプテン、どちらが偉いのかという命題が出ましたが通常運営時は部長が上で試合時だけキャプテンが主導だと思います。
今回は皆と一緒にかるたが出来るのが嬉しくてしょうがない千早が暴走してしまう話。
千早は天才型なんだけど、孤高ではない。目指すはクイーン(個人戦)だけど、チームでやることにも喜びを見出しているという点でバランスを取っている。
「帯をギュッとね」という柔道漫画でも、天才型の主人公がついには個人戦を諦めて団体戦での全国制覇を目指していたが、千早は多分両方で一番になりたいタイプだな。
初心者相手に全力を出すことがはたして正しいのか。真っ先に思い浮かんだのが格ゲーの話で、初心者狩りが横行しているせいで元々敷居が高いのもあって新規参入が減り、衰退していっているという。
千早は最初に新に手も足も出なかったことで、逆にかるたへの情熱を目覚めさせたが、自分がそうだからといって他の人もそうだとは限らない。
その辺に理解が及ばないあたりが千早が千早たる所以なのだが、今回はそのマイナス方面が強調されていた。
かなちゃんと机君はいっぱいいっぱいで、とても千早の目論見通りにいったとは思えない。
しかし、かなちゃんが始めて札を取れた時の喜びは本物だ。あれこそが、千早が本当に教えてあげたかったこととだろう。かるたでの楽しみは札を取ることだが、接待プレイで取るのと手加減なしで取るのとではやはり喜びの度合いが違う。まあやり方は良くはなかったけど、千早の目的はかるたを好きになってもらうという点では決して間違いではなかった。
また、大会に出るという目的を考えれば、初心者二人を戦力にするには多少きつい練習になるのはある程度仕方がない。覚えて忘れてを繰り返し、身体も動かすこの競技は見た目以上に消耗するようなので、体力もつけなきゃいけないし、ルールや戦略なども覚えなければならない。練習しないと強くなれないのは千早の言うとおりである。無理をさせ過ぎずに二人を鍛える計画を立てるのは太一の役目だろう。
「お前が笑ってれば、かるたは楽しい」
千早の行為が初心者いじめにならないのは、彼女が心底かるたを楽しんでおり、その様子が皆のモチベーションになっている面が少なからずあるからだ。反省する千早にお前はそのままでいいと言う仲間達。そしてハッピーバースデイとくれば涙もでますよそりゃ。
それにしても今回の太一は色気を出しまくりで珍しく少女漫画みたいなシーンがあった。千早のフォローに徹する彼の努力は涙ぐましいものがあり、早くも報われないオーラを醸している。しかし彼女持ち、爆発しろ。
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ちはやふる 第9話 「しのぶれど」 感想
新は太一のアドレスをどうやって知ったのでしょう?
1.太一が小学生時代から同じアドレスだったから 2.ちはやが教えたから
3.新は超能力者
ちはやふる 第9話「しのぶれど」 感想
勝つか、楽しむか。
部活に於いて、全力でやるか、気楽にやるか、っていうのは
ある種永遠のテーマであり
それに対する答えなんてないと思います。単純に選ぶか、選ばないかだけ
ちはやふる 第9首 「しのぶれど」
部長とキャプテン。
ちはやふる 第9首「しのぶれど」 感想
正式に部として認めてもらえたかるた部。
千早は5人で全国大会に出ると宣言。
初心者の奏ちゃんと机くんは戸惑うが、千早は手加減なしで二人の相手をする。
「かるた部のみんなと
ちはやふる 9話「しのぶれど」
練習方針の違い。
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【ちはやふる】9話 俺は競技かるたが見たくてラブコメなんか見たくないだんよ!!
ちはやふる
#09 しのぶれど
80 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[] 投稿日:2011/11/30(水) 01:25:08.03 ID:ovynSpbz0
は、話が違う!!!
熱血系なんだろう!!!??
なぜ死に
ちはやふる 第9話「しのぶれど」
『正式に部として認めてもらえたかるた部。千早は5人で全国大会に出ると宣言。
初心者の奏ちゃんと机くんは戸惑うが、千早は手加減なしで二人の相手をする。
「かるた部のみんなと
ちはやふる 第9話「しのぶれど」
「千早 お前が笑ってりゃ かるたは楽しい
本当だよキャプテン」
正式に部活として認められたかるた部!
全国大会目指して練習をする千早達は合宿をする事に!
メンバー5人...
ちはやふる 第9首「しのぶれど」
<感想>
かるた部が発足。いよいよ練習をすることになったようだ。千早がキャプテンになったようだ。手加減は一切なし。でも目指すは全国大会であった。
合宿をすることにし
◎ちはやふる第九首「しのぶれど」
*:メンバーが五人そろったからカルタ部を存続させてほしい。 :いいでしょう。ただし、部長をアヤセさん意外にすること。肉マン:マシマでいいんじゃね。チハヤ:じゃあわたし、...
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