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氷菓

氷菓 10話 「万人の死角」 感想

女帝怖ええええええええ!

君は特別だ。
それはきっと誰もが欲している言葉。奉太郎だってそれは例外では無く、女帝の甘い言葉に薔薇色の風を感じる。

青春物語で才能の話はやっぱ定番かー。
里志のコンプレックスは単純に才能がないからなのか、それとも全力を傾けられるものがないからか。
自分が何者にもなれないことが分かってくると、自然と諦念が湧き上がってくるんですよね。努力じゃ超えられない才能の壁、それは部活動なんかが盛んな中高生の頃には大抵の人が味わうものなんじゃないだろうか。
ああ、若葉の叫びが脳裏に蘇ってくる……。

今回は珍しくえるがいなくて奉太郎と摩耶花の絡みが多かったのが新鮮でした。
ちょっと距離感があるみたいだったけど、彼女にも付き合う気はあったようで、珍しくやる気を出した奉太郎にすまなそうにしてるのが良かったです。この二人もちゃんと友達なんだと安心しました。
そういえば摩耶花がカメラワークや構図にうるさかったのは同人やってるからなのか?(笑)

奉太郎の出した答はカメラマンが第7人目の登場人物であり、彼あるいは彼女の犯行であるというもの。このネタは綾辻行人の短編あたりであったかな。なんかすっきりしなかったけど、ザイルの存在はすっかり忘れてました(笑)

理屈は通るが用意された材料が使われていない。
ただ映画を上映するというだけならもうすでに目的は遂行されているが、この引っかかりを奉太郎がどう取るのか。いや、えるの「気になります」で再チャレンジするに決まってるけど(笑)

奉太郎は重大なミスを犯した。それは何故か。
多分彼の推理シーンをいつも聞いている仲間達がいなかったから。あの場にえる達がいれば、即座に反駁されてたわけだよね。
この展開は何気に今回の才能の話のカウンターにもなっている。いくら奉太郎に推理の才能があるとは言え、必ずしも彼一人で解答に辿り着けるとは限らない。周りの人の助けが必要なのだ。一人にはそれぞれ役割があって、大げさに言えば必要のない人間などいない。ただ、才能が無ければそれだけ主役になれない可能性が大きくなるわけで、そこにコンプレックスを感じてしまうのもまた当然なのだけど……。

入須先輩はザイルのこと気付いていたのかな。
そうだとすると、彼女にとってもまた本郷の真意などどうでもよく、ただ見せられる映画を完成させることができればそれで良かったということになる。
奉太郎の勘違いに気付いた上でべた褒めしていたのだとしたら、やっぱり彼女はえげつないなぁ。

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Comment

No title

>ちょっと距離感があるみたいだったけど、彼女にも付き合う気はあったようで、珍しくやる気を出した奉太郎にすまなそうにしてるのが良かったです。この二人もちゃんと友達なんだと安心しました。

公式サイトを読んで初めて知ったんだけど、奉太郎と摩耶花って付き合いはすごく長いんですね。「親友」みたいな親密な関係ではないので距離感はあるけれど、ある意味でそれもお互いに知り尽くした仲だからこそのものかもしれません。

No title

>名無しさん

コメントありがとうございます。

>公式サイトを読んで初めて知ったんだけど、奉太郎と摩耶花って付き合いはすごく長いんですね。

作中でも確か中学の頃からの付き合いだとかなんとか言っていたような記憶があります。ただ、今までの描写からこの二人は里志ありきの間接的な友人関係なのではとちょっと不安だったので、しっかり気を使いあっている描写に安心しました。
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