氷菓
氷菓 13話 「夕べには躯に」 感想
エンターテイナー里志、弱点は人の名前を覚えること?
前回サボってた分里志はしっかり仕事をしましたね。まあメインはクイズに優勝したいだけだったみたいだけど。張り合う谷君にうんざりしてるのが面白かったです。単純に競うことに興味がないのか、谷君に興味がないのか、多分後者かな。
奉太郎は無理に笑顔作るよりちょっとした軽口を交えた方が人当たりがよく見える不思議。被服部のイベントに参加するのかと思ったらピンだけかよ! 水鉄砲は何に化けるのやら。
えるのコスプレ写真集に見入るあたりは完全に健全な男子高校生ですね。本人にだけバレるのがなんとも……。
メガネっ娘占い師かほちゃん登場。かなり変人っぽい印象を受けたけど本人は至って普通に振舞ってる感じがグッドです。
新OPにも登場してましたし、これからの出番にも期待していいのでしょうか。あ、あと沢木口先輩もね。
前回のアップルジュース喪失事件はやはり他の部活にも派生していたようで、碁石と「運命の輪」のカードだっけ? 関連性がさっぱり分からないが、事件の全貌が見えるのはいつになるのだろうか。
漫研は何やら面白いことになってますね。
ナコルル先輩は前回いい印象を持ったのだけど、こういう人だったのかー。部長と示し合わせて敢えて摩耶花を挑発し「女の戦い」を演じて魅せた可能性が微粒子レベルで存在するかも。というかあれがアドリブなら部長は腹黒いを通り越して強か過ぎる。
摩耶花はナコルル先輩の言動が挑発であることに気付いていましたが、周りの助けを求める視線にやむなく乗っからざるを得ない状況に追い込まれてましたね。先輩からしたら正義感が強くはっきり物事をいう摩耶花の存在は疎ましいのかもしれませんが、逆に同級生にとっては唯一先輩に物申せる摩耶花は頼もしい存在になっているんでしょう。それが分かってるから、微妙な力関係が表面化する文化祭の場でブルーになっていると。がんばれ摩耶花!
漫画の名作議論は、ちょっとナコルル先輩の論点がズレている気がしましたね。漫画の面白さが等しく受け手の能力の問題なのだという理論だったら、そもそも個人の各作品ごとの評価に差異など生じないわけで。
受け手のアンテナの強度は確かに存在するとは思いますが、だからすべての漫画は等しく面白いというのは詭弁もいいところです。そもそもその後の淘汰を生き残った作品が名作であるという定義にも繋がってない。
対する摩耶花の理論は、名作は長い年月によりふるいに掛けられるまでもなく、産まれたときから名作なのだというもの。
根拠は彼女自身がある漫画を読んだ瞬間シビレるような感覚を覚えたことがあるから。
これはつまり、世間の評価に関係なく個人の琴線に触れるものは少なくともその個人にとってはその瞬間から名作になり得るということかな。これも一見名作があるかどうかの議論においては話がズレている気がしないでもないけど、実際誰の目にも明らかな名作なんて早々存在しない物。
さらに、元々の発端は漫画レビュー集を作ることの是非を問うたことですから、個人の能力の有無を問題にするナコルル先輩へのカウンターとして個々人の絶対的評価を支持する摩耶花の理論は至極真っ当だと思われます。
私もレビュー集というものは結構好きです。意見が合う合わないに関わらず、異なる価値観に触れることは刺激になりますし時には新しい見方を得られたりする。個人の絶対評価からその人の人格が少し分かるし、異なる意見を認める姿勢があればそれだけで楽しめるものだと思います。
ナコルル先輩はどうやら過去に才能の差を見せ付けられた経験がありそうで、まだひと悶着ありそうですね。部長曰く次の日もやるらしいですし(笑)
失くした「夕べには躯に」を探す摩耶花が可愛すぎる。彼女は文化祭で株を上げすぎですね。しかし名作と思ってるなら失くすなよ(笑)
奉太郎は無理に笑顔作るよりちょっとした軽口を交えた方が人当たりがよく見える不思議。被服部のイベントに参加するのかと思ったらピンだけかよ! 水鉄砲は何に化けるのやら。
えるのコスプレ写真集に見入るあたりは完全に健全な男子高校生ですね。本人にだけバレるのがなんとも……。
メガネっ娘占い師かほちゃん登場。かなり変人っぽい印象を受けたけど本人は至って普通に振舞ってる感じがグッドです。
新OPにも登場してましたし、これからの出番にも期待していいのでしょうか。あ、あと沢木口先輩もね。
前回のアップルジュース喪失事件はやはり他の部活にも派生していたようで、碁石と「運命の輪」のカードだっけ? 関連性がさっぱり分からないが、事件の全貌が見えるのはいつになるのだろうか。
漫研は何やら面白いことになってますね。
ナコルル先輩は前回いい印象を持ったのだけど、こういう人だったのかー。部長と示し合わせて敢えて摩耶花を挑発し「女の戦い」を演じて魅せた可能性が微粒子レベルで存在するかも。というかあれがアドリブなら部長は腹黒いを通り越して強か過ぎる。
摩耶花はナコルル先輩の言動が挑発であることに気付いていましたが、周りの助けを求める視線にやむなく乗っからざるを得ない状況に追い込まれてましたね。先輩からしたら正義感が強くはっきり物事をいう摩耶花の存在は疎ましいのかもしれませんが、逆に同級生にとっては唯一先輩に物申せる摩耶花は頼もしい存在になっているんでしょう。それが分かってるから、微妙な力関係が表面化する文化祭の場でブルーになっていると。がんばれ摩耶花!
漫画の名作議論は、ちょっとナコルル先輩の論点がズレている気がしましたね。漫画の面白さが等しく受け手の能力の問題なのだという理論だったら、そもそも個人の各作品ごとの評価に差異など生じないわけで。
受け手のアンテナの強度は確かに存在するとは思いますが、だからすべての漫画は等しく面白いというのは詭弁もいいところです。そもそもその後の淘汰を生き残った作品が名作であるという定義にも繋がってない。
対する摩耶花の理論は、名作は長い年月によりふるいに掛けられるまでもなく、産まれたときから名作なのだというもの。
根拠は彼女自身がある漫画を読んだ瞬間シビレるような感覚を覚えたことがあるから。
これはつまり、世間の評価に関係なく個人の琴線に触れるものは少なくともその個人にとってはその瞬間から名作になり得るということかな。これも一見名作があるかどうかの議論においては話がズレている気がしないでもないけど、実際誰の目にも明らかな名作なんて早々存在しない物。
さらに、元々の発端は漫画レビュー集を作ることの是非を問うたことですから、個人の能力の有無を問題にするナコルル先輩へのカウンターとして個々人の絶対的評価を支持する摩耶花の理論は至極真っ当だと思われます。
私もレビュー集というものは結構好きです。意見が合う合わないに関わらず、異なる価値観に触れることは刺激になりますし時には新しい見方を得られたりする。個人の絶対評価からその人の人格が少し分かるし、異なる意見を認める姿勢があればそれだけで楽しめるものだと思います。
ナコルル先輩はどうやら過去に才能の差を見せ付けられた経験がありそうで、まだひと悶着ありそうですね。部長曰く次の日もやるらしいですし(笑)
失くした「夕べには躯に」を探す摩耶花が可愛すぎる。彼女は文化祭で株を上げすぎですね。しかし名作と思ってるなら失くすなよ(笑)
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Comment
がんばれマヤカちゃん!
福部くんの格好… つくづくすげぇ。彼のクビが心配です(>_<)
ナコ先輩、意外でしたね。なんか怖ぇー…
伊原さんをかわいがっている人に見えてたんだけど…
勝手ながら、僕には“ハマーン・カーン”とダブって見えました。
エンディングの“摩耶花ポワロ”、付けヒゲを付けた方が良かったかも。ポワロはヒゲの印象が強いと思えます。
ナコ先輩、意外でしたね。なんか怖ぇー…
伊原さんをかわいがっている人に見えてたんだけど…
勝手ながら、僕には“ハマーン・カーン”とダブって見えました。
エンディングの“摩耶花ポワロ”、付けヒゲを付けた方が良かったかも。ポワロはヒゲの印象が強いと思えます。
No title
>ネギ盛りMさん
コメントありがとうございます。
>ナコ先輩
やっぱり先週そう見えましたよね? まああれもある意味では「かわいがってる」と言えなくもないですけど(笑)
ガンダムはさっぱりなんですが、噂のハマーン様ってそんなに性格悪いんですか?
>摩耶花ポワロ
そもそもポワロのコスプレだったことにも気付きませんでした(汗)
ヒゲもないしタマゴ体型でもないし、ポワロ要素ない気が……。
ちなみに私は「ポアロ」表記派です(どうでもいい)。
コメントありがとうございます。
>ナコ先輩
やっぱり先週そう見えましたよね? まああれもある意味では「かわいがってる」と言えなくもないですけど(笑)
ガンダムはさっぱりなんですが、噂のハマーン様ってそんなに性格悪いんですか?
>摩耶花ポワロ
そもそもポワロのコスプレだったことにも気付きませんでした(汗)
ヒゲもないしタマゴ体型でもないし、ポワロ要素ない気が……。
ちなみに私は「ポアロ」表記派です(どうでもいい)。
ハマーン様
毎度どうも、管理人さん。
“ハマーン様”は言ってみれば“女帝”の見本的な人物ですかね…
他人に頭を下げてるの見たことないかも。
相当な“女王様”ですよ…
摩耶花ポアロですが、
千反田ホームズと並んだお陰か、ワトソン医師と見た人が多かったみたいです。
あれ… 俺はどうだったかなぁ… ううむ…? ダメだ思い出さない(>_<)
“ハマーン様”は言ってみれば“女帝”の見本的な人物ですかね…
他人に頭を下げてるの見たことないかも。
相当な“女王様”ですよ…
摩耶花ポアロですが、
千反田ホームズと並んだお陰か、ワトソン医師と見た人が多かったみたいです。
あれ… 俺はどうだったかなぁ… ううむ…? ダメだ思い出さない(>_<)
No title
>ネギ盛りMさん
たびたびコメントどうもです。
ハマーン様は性格が悪いというより女王様気質という感じですか。そっちの方が確かにイメージどおりかも……
ワトソン君はビジュアルイメージが思い浮かばないんですが、確かにホームズと一緒にいる所を見るとポアロより彼を連想しますね。
たびたびコメントどうもです。
ハマーン様は性格が悪いというより女王様気質という感じですか。そっちの方が確かにイメージどおりかも……
ワトソン君はビジュアルイメージが思い浮かばないんですが、確かにホームズと一緒にいる所を見るとポアロより彼を連想しますね。
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氷菓〜13話感想〜
「夕べには骸に」
今回からOPが変わりましたね。
奉太郎やられすぎww
里志はクイズ研究会の大会に参加。
その格好で参加するのかよw
部室にたどり着いたえるはいろ
氷菓 第13話 「夕べには骸に」 感想
「静」なる戦い、「動」なる戦い―
【感想】氷菓 13話 やっぱり気になりません
氷菓 13話「夕べには躯に」
の感想を
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漫研の「マヤカ」は、名作について吼える
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氷菓 第13話
「夕べには骸に」
漫画がどれも同じだなんて、そんな事絶対納得出来ない 負けるもんか!
氷菓 第13話 「夕べには骸に」
必見! ただいま決戦中
乙女の戦い
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マンガ論激論中
巫女VS両性体
氷菓 第十三話「夕べには骸に」
氷菓 第十三話「夕べには骸に」です。 アニメ版『氷菓』も、先週から『クドリャフカ
[アニメ]氷菓 第13話「夕べには骸に」
エンターテイメントとしてのエンターテイナーの技量という問題提起とその回答。
『氷菓』#13「夕べには骸に」
「アピール成功だ!もう優勝なんて、どうでもいい」
OPも変わりましたね!
さすが京アニ!という感じで、素敵な絵でしたわw
文化祭初日、クイズ大会に出てデータベースとし
氷菓 第13話「夕べには骸に」
里志の独壇場でした^^
氷菓 第13話 「夕べには骸に」 感想
今回から新OPになりましたね。
奉太郎は窓や水面など映る場所に出現……お前は"吊られた男"のスタンドか!
まさかのオチつきOPでした(笑)
えるのコスプレ写真がバレた際の、える
氷菓 第13話「夕べには骸に」
氷菓 限定版 第2巻 [Blu-ray]『どこにもない・・・何で? 』
製作:京都アニメーション
監督:武本康弘
原作・構成協力:米澤穂信
折木奉太郎:中村悠一
千反田える:佐藤聡美
福部
(アニメ感想) 氷菓 第13話 「夕べには骸に」
投稿者・ピッコロ
氷菓 限定版 第1巻 [DVD](2012/06/29)中村悠一、佐藤聡美 他商品詳細を見る
☆アニメを濃く熱く語りたい人は集まれ~!毎週水曜日と金曜日夜11時からアニメ系ネット
氷菓 第13話 「夕べには骸に」
氷菓 限定版 第2巻 [Blu-ray](2012/07/27)中村悠一、佐藤聡美 他商品詳細を見る
コスプレした千反田えるの写真を見る折木奉太郎。
まんざらでもなさそうです。
福部里志のコスプレ
氷菓 第13話「夕べには骸に」
OPも今回から変更されましたね。絵も古典部の4人だけでなく、彼らに関わる人たちまで奉太郎目線みたいな感じで登場していましたし。 荒楠神社の宮司の娘、十文字かほも初登場。仲良
氷菓 第13話 夕べには骸に
氷菓 第13話。
「氷菓」の宣伝と「夕べには骸に」
以下感想
◎氷菓第十三話「夕べには骸に」
〓カンヤサイ→クイズ大会開かれる|金剛石はダイヤモンド、緑柱玉とはエメラルドのこと?サト;こんなもんかな。|答えは、○Щ漫研|答えは、×。予選終了。決勝戦は壇上で行いま...
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