うつけ者アイムソーリー

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社会のテストで100点を取る為に「加速」する。やってることは己の能力を放棄したただのズルなのに「俺すげぇことやってんだぜ」と本気で思ってそうな能美さんマジクズかわいい。
「俺には強力なバックが付いてるんだぜ」と言動の端々に所属集団の存在を臭わせる能美さんマジ下っ端かわいい。
ハルユキとタクムの少年漫画っぽいやり取りに大げさにヘイトリアクションして見せる能美さんマジ演技派かわいい。
負けるときは命乞いみたいにみっともない醜態を晒してくれることを期待しています。

沖縄の黒雪姫先輩、ナイス貧乳でした。あの布面積の少なさを学校が許容してくれるとは思わないが、ここはナイスご都合主義です。結局ハルユキは彼女に何も話せなかったが、先輩は何かあったことには感付いていてあえて彼の頑張りに任せることにしたのだ、と信じたい。

タクムはただのかませにならなくて良かったなぁ。アバター同士で「目と目で通じ合う」ような演出をしてたのは笑ったけど、ハルユキを信じて絶好の場面で必殺技を叩き込む彼は間違いなくイケメンでした。

能美曰くこの世の真理は争奪にあるという。
まあ一理あるでしょう。学校生活だって競争社会ではあるし、勝ち上がるには周りのチャンスを食い潰していくしかない。あるいは能美は元いじめられっ子だったのかも。あの陰湿な歪み方には強烈なコンプレックスを感じます。

こういう極論過ぎる持論を吐く悪役は主人公側に正の論理をぶつけられて負けるのが相場だけど、結局はどっちも物事の側面しか捉えてないんですよね。ハルユキは「奪う」ことしか頭にない能美に「託された」力で一矢報いる。
両者の決定的な違いは、プラスがマイナスかの差かな。能美の理論では敵を作るだけで孤立していくだけだが、ハルユキたちの正の理念なら絆を紡いでいける。
その差が勝敗を分けたのだ、と思いきや「争奪」の理念でまさかのチユリの支援を得た能美。単純な二項対立で決着させなかったのは評価するが、次回がぶった切りの沖縄編てどーよ！？　1話で終わるんだろうな！？

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