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2012年夏アニメ 雑感その2

TARITARI、人退、ナディア、SAO、ココロコネクト、夏雪ランデブー、戦コレの雑感。
今期も豊作よのう。


順番には特に意味はないです。

TARI TARI

なんかもう、いいね!
全体的なドラマ作りとか、キャラ同士の絶妙な距離感とか、押し付けがましくないカタルシスとか。
特に好きなのがセリフ回し、特に耳を引くような分かりやすいインパクトのあるセリフで見せるわけじゃないんだけど、すべてを説明するわけでなくキャラの表情や話の流れと合わせて意味や感情を伝えようとする抑制の効いたセリフ運びがすごくツボです。
脚本だれ? と調べると監督の橋本昌和さんがやってるっぽいですね、プロフィールを見ると脚本ははじめてっぽいので意外でした。今後の活躍が期待できる方ですね。

毎回のエピソードもすごくいい。特に5・6話の和奏回は素晴らしいですね。日常の些細な出来事からフラッシュバックする亡くなった母との思い出と、不器用にもどうにか折り合いを付けようとしてどんどん追い詰められていく和奏の描写は非常に丁寧で上手かった。
そしてそこからの立ち直りがね。来夏や紗羽、太一にウィーン、そして先生が彼女を徐々に前を向かせるのに役立ってるんだけど、そのどれもが直接の問題解決に寄与しているわけじゃない。父親以外は誰一人彼女の抱える事情を完璧に理解しているわけではなく、それでも明らかに悩んでいる様子の彼女をそれぞれのやり方で支えているのがすごく暖かい。いや、男子連中は何も気付いてなさそうだけど(笑)

上記のような描き方が、説教臭くない、押し付けがましくないという印象を与えてくれる。こういうのって大抵悩んでる側の事情に主人公たちが立ち入って、「お前に俺の何が分かる!」からのテンプレな流れに突入することが多いんだけど、この作品は適切な距離を保ってて互いにいい意味で気を遣ってるのが分かってそこがいいです。
唯一彼女の悩みをほぼ完璧に捉えていたであろう和奏父も、決してお説教するわけでなくただ母の思いを伝え、そっとフォローするように彼女を支えている。これは私の感覚ですが最近父性を描いた作品が少なくなっているような気がするんで、余計に胸に刺さりましたね。
そして待ちに待った和奏inでの合唱タイム。美しい旋律とハーモニーが見事に感動のエピソードを締めくくりました。しかし、あのCパートは必要なのか(笑)

これは各話感想を書いておくべきだったなーとガチで後悔しております。
月曜更新枠は新番組が始まる前から「境界線上のホライゾン」と決めていたので、はじめから候補外だったのが痛い。
ここまで感想を書いてきて、境ホラは流れを追うのに手一杯で感想としてほとんど機能しておらず失敗したな、というのが正直な所。
TARI TARIを各話感想で更新し、境ホラは自分の中で考えがまとまってから余裕を持って単発の記事を書く、というのが正解だったと思います。
いや、今からでもその体制にシフトは可能なんですが、ここまでやった以上意地でも境ホラの各話感想をやり切りたいと考えているので現状維持の方向でいくと思います、多分。


人類は衰退しました

3・4話はパロ、メタネタが中心でしたが大部分を理解できたのでかなり笑えました。
中原さんの演技とロミオ氏のユーモア溢れるセリフ回しでわたしちゃんの可愛さがマッハになってますね。助手さんも今期のショタ枠としてトップクラスですし、マスコットキャラの妖精さんと合わせて何気にキャラ萌えアニメとしてもかなり優秀です。

5・6話は一転、文明の成れの果てや人類衰退の理由が仄めかされてちょい知的なエピソードに、となっているようなのですが私の知識と頭ではほとんど理解できず。
どうやら現実の宇宙探査を皮肉ったエピソードとなっていたようですが、その辺が今でもよく分かっていなくて非常に損した部分。理解できればすごく魅力的なエピソードと思えるだけに、あと1話使ってでももうちょい分かりやすくしてほしかったところ。


ふしぎの海のナディア

噂の島編はまだか!

いやー、ここ数話のエピソードは素晴らしいですね。
ジャンに搭乗員の死を経験させ、戦争をしていることを実感させる。そして父親の死とも向き合わせ、早く大人になりたいという非常に子供らしい願いを持たせ、そこから初心に帰らせることで今の自分の立ち位置を見つめなおし、再び空へ舞い上がる。
少年が一つ成長する過程を丹念に描き出していて、驚嘆しました。これは確かに名作だ。


ソードアート・オンライン

なんかネット上では色々矢面に立たされていて少し可哀相な作品。覇権だなんだって、本当ロクな論題じゃねーな。

構成を弄っているようで、やはり時系列順に話を進めているので外伝中心になってるっぽいですね。「赤鼻のトナカイ」や「園内事件」のエピソードには覚えがあります。
この点で賛否両論っぽいですけど、キリトを始めとしたメインキャラクターたちがアインクラッドという仮想世界にどう向き合うか、というテーマからすればこの手法はむしろ原作の流れよりもいいかもしれません。

キリトにとってアインクラッドは紛れもない現実である。この点では現実とゲーム空間との線引きが明確であるアクセル・ワールドの主人公のスタンスと一緒ですね。比較すると、あっちはゲーム世界での出来事が現実の人間関係や精神性にフィードバックされる点に特色があります。一方の本作はゲーム世界に閉じ込められた人たちが、各々のスタンスで「ゲームクリア=現実への帰還」を目指す。

キリトはアインクラッドをリアルな現実として見ているが、結局ゲームはゲームでしかないと見ている人たちもいるんですね。その代表格がヒロインのアスナ。彼女にとってアインクラッドはゲームのステージでしかなく、現実に帰るためにひたすらに剣を砥ぎ、攻略組の筆頭格として精を出す。ある意味では世界からの逃避が彼女の原動力になっているわけです。
そんな彼女が、キリトと出会って少しずつその考え方を変えていく過程がこれから描かれるのでしょう。

そう考えると、最初は微妙だと思っていたあっけなさ過ぎる死の描写にも意味を見出せるようになってきた。
実際あれはゲームシステムに則した死であるわけだから、ロックマンがティウンティウンと消えるようにあっさり死んで当たり前なんですよね。だからこそ人によってはアインクラッドにおける死の感覚が希薄で、「本当に死ぬ保証なんてない」とPKに走る人間も出てくるわけです。まあ現実の死と認識したうえでやっている連中もいたりする訳ですが、それはまた別の話。
一方で、ゲーム上ではNPCに過ぎないドラゴンの子供の死を本気で悲しみ蘇生しようとするシリカのような人間もいるわけです。要は、その人にとって何がリアルなのか。すなわち「今生きる世界への向き合い方」です。
余談ですが、5話で片鱗を見せたNPCの人格云々の話は遠い先の話ではあるけれどかなり重要なテーマになってくるんですよね。それを思うとやはりこの構成も悪くないと思いますよ。


ココロコネクト

ヒトランダム完結。
ということで、最後は沢城さん無双だったなー、という印象。稲葉の声で、きっちりと伊織を演じていたのはさすがとしか言い様がない。

ドラマについては、唐突なシチュエーションやちょっと説教くさい太一セラピーが鼻についたりするけど、大小様々な悩みをぶつけ合って傷付きながら乗り越えていくのは「イタくて」それなりに良い感じではある。

それにしてもフウセンカズラのやる気のない演技とまどろっこしいだけのくどいセリフ回しによる不快感は異常。あれ、やっぱり狙ってやってるんですよね? マジで殴りたいわー。


夏雪ランデブー

山崎みつえさん再び。まさかのファンタジック空間で度肝を抜かれましたがこれで旦那さんと葉月の相互理解が深まると考えると、中々上手い展開ですね。
「前に進まなきゃ、でも忘れられない」と揺れ動く店長の感情の変遷が見てて非常にハラハラする。やっぱり最後は、旦那さんが葉月くんにバトンタッチして終わるのかしらん。


戦国コレクション ※16話まで

2クール目もやりたい放題、バリエーション豊かでまったく飽きない。
ホラー回ではいつもの家紋がドクロになる小粋な演出と割とガチで恐怖を煽る村田さんのキャラクター性、すがすがしいほどの投げっぱなしジャーマンが見事に炸裂していました。
そして16話、個人的に今期ベストギャグ回です。久々にアニメで腹抱えて笑いました。信長ちゃんが基本蚊帳の外だけどもらうもんはもらっていく扱いが板に付いて来てもう彼女が出てくるだけで笑えます。仮面の表情や玩具の動きで魅せる演出や、まじめなシーンをぶちこわしにするシュールな絵面、演技が最高でした。


じょしらく、エウレカ、TEも見てるけどとりあえず感想はナシで。
TEはどうしようかなぁ、いつ切ってもいい作品なんだけど……。



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Comment

タリタリ、いいっすよね!

トータル・イクリプス…
山城さんやイズミの最期は可哀想過ぎ…
もう怪物とは戦わないのかなぁ…?
地球人側の反撃は見られないんですかね? 見てみたい…


TARITARIいいっすよね!
なんか地味っていうか抑え気味なの好きなんですよ。“ソラノオト”ってのも視たし。ラストエグザイルは1シーズンのが良かったと思うし。
この分野じゃ自分がコンシューマーっぽいから…かなぁ?

No title

>ネギ盛りMさん

コメントありがとうございます。

>トータル・イクリプス

最初の2話は決して好きなタイプの作劇ではないながらも世界観を鮮烈に感じたのでインパクトはかなりありました。
しかしそれ以降は……。上げて落とすの「age」の段階だというのは分かるのですが、いかんせん面白くない(笑) 来週はBETAが出るそうなので、一応そこまで見てそれでもダメだったら切ります。

>TARITARI

一方こっちは物語のクオリティが高くて、今期でもダントツの出来ですね。
列挙された作品はどちらも見ていないので「この分野」が何を指してるのか良くわかりませんが、抑制の利いた作劇だというのはすごく感じますね。端々まで目が届いてる。


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Author:ぽんず
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アニバタ Vol.6アニバタ Vol.9に寄稿しました。よろしくです。


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