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絶園のテンペスト

絶園のテンペスト 9話 「彼氏」 感想

イレギュラーにも程がある事態(笑) 

 
世界の命運を掛けて一世一代の大勝負に出た左門さんが、十代の少年二人に振り回されている様が不憫過ぎる(笑)
 悪役ポジなのに、今回で一気に親近感沸きましたねー。最初は力也さんボイスあってねーな、と思ったりもしたけど今はもうしっくり来てます。

 てっきりボンズ作品で安藤真裕さんが監督だから、バトル中心の作品なんだと思ってたけど思いの外会話による交渉、ハッタリでの見せ場が多い印象。これはこれで面白い。

 今回は目的さえ果たせれば葉風側だろーが左門側だろーがどうでもいい真広が葉風を見限り左門と交渉を始めたところから始まる。切り札を持ち、その場の状況に影響されない彼が一気に優位に立ったことで、左門さんの余裕が崩れはじめるのが面白い。
 そもそも真広のように自分がよければそれでいいという発想が左門にはなかったのでしょうね。一族の現代表者であり、世界を救うという大儀ある立場にいる左門。従事する問題のスケールがでか過ぎて、人の心の機微に弱いのが彼の弱点と言えるでしょう。あと余裕がないとこも弱点。剣をコツコツやって威圧しようとしてるけどイマイチ威厳がないのも弱点。

 一方の吉野は、真広の選択に違和感を覚える。
 葉風という一人の少女が不幸なまま物語が終わってしまってもいいのか。そこで彼は愛花と交わしたある会話を思い出す。
 シェイクスピアの「テンペスト」という作品。どうやら復讐劇でありながら最後はハッピーエンドで終わる物語らしいですね。吉野はその記憶から、今のこの状況も「テンペスト」のようにハッピーエンドで終わらせることができるのではないかと考え、葉風をその場に生きて出現させる手段を思い付く。
 
 そしてそれを通すために、吉野は真広に交換条件を持ちかける。
 ここで唐突に出てきた「彼氏」というワードの謎の威力にすっかり混乱する左門さんが最高でした(笑)
 二人だけに通じる言葉。ここにきて愛花の存在が世界の命運を左右する最重要事項に。
 この展開に驚く葉風の考えが印象的ですね。もしもはじまりの樹の理が世界の運命を導いているなら、愛花が死んで真広と吉野が葉風と出合ったことも、今こうして「愛花の彼氏」という情報が決定的な取引材料となったことも全て予定調和なのかもしれない。世界の命運と天秤に掛けられる愛花の存在は、もしかしたらはじまりの樹に祝福されているはずの葉風と同等かそれ以上に重いのではないか? というのが彼女の疑問ですね。

 何よりその事はこの1話で二転三転した状況が物語っている。葉風と左門の対決だったはずが、いまや舞台の主役を担っているのは真広と吉野。そしてそれを可能にしたのは愛花の存在である。死んでなお、いや、死んでいるからこそ絶大な影響力を発揮する愛花という少女の運命力に、ゾクゾクしっぱなしです。ある意味最強ヒロインかも。

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