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さくら荘のペットな彼女 14話 「イヴの窓辺とそれぞれの灯り」 感想

 さてさて七海は当て馬キャラから脱却できるのでしょうか。

 
 イブの夜にさくら荘の女の子達はある決意をする。
 バレンタインもそうだけど、こういうイベントっていうのは後押しの意味合いもあるんだよね。なんとなくムードができるってのもあるし。だからわざわざイブの日に約束をするってのはそれだけで巨大フラグなんだけど、鈍感主人公は当然の如く気付かない(笑)

 空太とましろの関係については進展してんだかしてないんだか微妙な感じがします。
 そもそも空太のましろへの感情ってまだはっきりしてないんですよね。ずっと保護者感覚で接してきたけど、いつの間にか大切な存在になっていて、だけどそれが恋心かどうか分からない。
 一方のましろは恋による変化を理解できないながらも感じていて、その辺のギャップも二人のすれ違いに拍車をかけているような印象を受ける。
 
 あの先生のアドバイスは、「白か黒」の二元論だとどん詰まりだから妥協点を探れってことですね。
 それにはまず当事者が自分達の問題を自覚することが必要なので、今回はその「自覚」のフェーズだったってことかな。まさかこれでとりあえず元通りなんてことはしないと思うけど、話の展開的にそれどころじゃなくなってるんだよなぁ。

 仁の心情は馴染みがなさ過ぎて共感はできないけど理解はできます。
 美咲に対して真剣だから、彼女と対等でありたいということですね。もっと一般的に例えると、自分より仕事ができて稼いでくれる彼女のヒモにはなりたくない、みたいな。ちょっと違うか。
 それはプライドの問題でもあり、今のままだと嫉妬やら憎しみやらが入り混じって本気で美咲を愛せないだろう、という確信があるのだと思います。
 美咲はそれでいいと思っているから、「傷付けてほしい」というようなことを言っていたのかなと。でも仁は彼女が大切だからそれができない。今だって十分傷付けてんじゃねーかと言いたくなるけど、ままならないものですね。
 あとは「彼女のような天才に自分はふさわしくない」という劣等感もあるかな。正直、その辺のコンプレックスは作劇上容易には埋まらないと思うので、どう折り合いを付けるのかは興味があります。

 そして大方の予定通り不憫枠の七海さん。
 どうやら先に控えるオーディションに夢の全てが掛かっている様子。彼女が空太への告白に「オーディションに受かったら」という条件を設けたのは、落ちたら実家に帰らなければならないというのがまず一点。
 距離の問題は文化祭の時にも出ていましたね。美咲と仁は距離自体は問題にしていなかった。彼女たちにはそれだけ長い時を過ごした絆があるからかな。一方空太→ましろ、七海→空太というラインでは物理的な距離による精神的な隔絶を重視している節があります。遠く離れると、それだけで彼らの関係は大きく変わってしまう。そんな恐怖感があるのではないでしょうか。それで言えば、龍之介とリタはどう見ても遠距離恋愛のカップルみたいになってますね。この二人は接した時間こそ短いけれど、頭がいいから既に自分のこと、お互いのことがある程度分かってるのかな。

 そして七海が告白の条件を付けたもう一つの理由として考えられるのは、仁と同じ様に対等ではなくなることを恐れた、というものです。
 彼女はもう次が最後のチャンスで、それを逃せば夢をあきらめなければいけない。そうすると、空太との「夢を追う仲間」という繋がりがなくなってしまうんですね。そうなってしまえば自分はもう輝けない、彼と対等ではなくなってしまう。だから彼女は、「声優」という夢を掴んでから告白しようと決意したんじゃないでしょうか。
 今回の約束によってついに逃げ場がなくなってしまった彼女。結果は9割方分かってるけど(笑)、告白のステージにすらたどり着けないほど不憫ではないことを祈ります。

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