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俺ガイル

やはり俺の青春ラブコメは間違っている。 8話 「いずれ彼ら彼女らは真実を知る。」 感想

 クッソ、なんで戸塚が一番あざといんだよ!

 
 今回の絵コンテ・演出を担当した中野英明さんはどっかで見た名前だと思ったらむろみさんでも演出やってた方ですね。劇画っぽいタッチの一枚絵を要所で挟む演出が共通してました。他にも画面分割や、お姉ちゃん登場から画面の隅が暗くなったりする演出も印象的。ああいうのを出崎演出と言うとか言わないとか。

 留美ちゃんのぼっち問題。ある意味期待通りというか、彼女が皆と仲良くなってハッピーエンドというご都合展開にはなりませんでした。
 そもそも彼女がまたグループに迎え入れられたとしても問題は解決には至らない。誰かが生贄となりハブられる。子供たちだけの社会に蔓延る不文律そのものを留美ちゃんは敏感に感じ取っていて、人間関係の猥雑さに憂えている。
 表面上は仲良くしていても、いざとなればすぐに手のひらを返す。それこそ大した理由がなくても、気まぐれみたいなもので仲間外れは起こり得るのだ。
 それでもひとりぼっちはやはり淋しいもので、だから皆群れるんだし、ぼっちはぼっちで自分は他の奴等と違って強いのだと意地を張る。脆く弱い偽物の繋がりだとしても、それを受け入れられるかどうか。留美ちゃんが皆を助けたのは、それを選んだのだと信じたいけどあの描写だけじゃ想像するしかないよなぁ。
 ちなみにこういう描写は個人的に「人類は衰退しました」の最終話を思い出す。

 で、同じ様にそれを理解して「ぼっち」を選んだのが八幡ですね。
 彼が欺瞞も同情も建前も否定しているのは結衣とのやり取りからも分かります。逆に言えば、彼は疑念の余地がない真実の絆を求めてるのかもしれませんね。雪乃と気安く話せているのも、彼女が嘘を吐かないと信用しているからでしょう。要求が高いというかなんというか、期待を裏切られ続けた結果なのか。

 そんな八幡と対照的に描かれているのがイケメンリア充の葉山。彼は基本的に人を疑うことができず、人間関係の裏側を理解できない。彼の周りにはたくさん人がいるけど、その一方で腹を割って話せる友人を作ることができないでいる。しかしそんな彼が、八幡に本音らしきものを漏らしてみせました。
 話の内容が気になりますね。彼が「何もしなかった」というのは十中八九雪乃の事。八幡がいれば結末が違っていたが、仲良くはできなかっただろうという言葉。予想すると「葉山は雪乃に惚れていて、もし八幡がその場にいれば彼女を独りにはしなかった。自分にはできなかったことをやるであろう彼とは友達にはなれない」って感じでしょうかね? 惚れるまでいかなくても、ずっと助けられなかった事に負い目を感じているなら成立するか。
 わざと八幡の名前を間違えて呼んでたのはあだ名のつもりだったのかな。あるいは八幡がリア充を妬むように、葉山も八幡を羨んでいる節があるのかもしれない。
 この辺の構図に、「上手くやる」ためのヒントが隠されているような気もするなー。別に緩い繋がりだって否定するもんじゃないし、だからと言って深い付き合いが出来ないわけでもない。ぼっちを含め、様々な関係性がわりと肯定的に描かれていて面白いです。

 そして雪乃、以前加害者がどーのこーの言って一歩引いてたのはこういう事か。普通に考えれば、あの事故に彼女の落ち度は一切ないはずだけど、多分また別の理由があるんでしょうね。

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Comment

No title

ハブられてた時は八幡に擦り寄ってきた留美ちゃんが、ぼっちのままだけどハブられなくなっただけで八幡を無視したということから、この話は「ぼっち」というより「疎外感」「孤立感」だと思いました。

その孤立感を打破するにはみんなを傷つけなければ一人を救えないという解を出した八幡に対する、みんなを愛する葉山の感情はよくある言葉で言うと「間違っているんだけど正しい」。原作組曰く八幡と葉山の関係は「お互い相手のことを認め合っているけれども、絶対に仲良くできないと思っている」らしいです。

>八幡がいれば結末が違っていたが、仲良くはできなかっただろうという言葉。
ここは個人的には「八幡がいれば(雪乃の)結末が違っていたが、(僕ら、みんなは)仲良くはできなかっただろう」と補って読むと面白いかなと。劇団四季のウィキッドのキャッチコピーの「世界を敵にして、たった一人に愛されるか。 たった一人を失って、世界に愛されるか」を思い出しました。

No title

>splさん

あれ、ひょっとしてTwitterの方? コメントありがとうございます。

>この話は「ぼっち」というより「疎外感」「孤立感」だと思いました。

そうですね、前回の話からすると確かに周囲の悪意によって独りになっている留美ちゃんが置かれた状況は「孤立」で、自分から独りであろうとしている八幡は「ぼっち」。その違いを描いたエピソードと言えるかもしれません。
留美ちゃんにとって寂しさを埋めてくれるなら誰でも良かったのだと考えると、八幡の人間観の裏付けになってるのかも。

葉山と八幡の関係性も面白いですね。実の伴わない理想論の葉山と、最低だけど問題は解消する八幡。残りのエピソードでさらに掘り下げられるかは分かりませんが興味深いです。原作が読みたくなるアニメですね。

>ここは個人的には「八幡がいれば(雪乃の)結末が違っていたが、(僕ら、みんなは)仲良くはできなかっただろう」と補って読むと面白いかなと。

録画消しちゃったので確認できませんが、確か「それでも」という繋ぎだったのでそっちが正しいと思います。価値観やスタンスの違いによる断絶というのはありますからね。だからこそ「上手くやる」ことはできるんでしょうけど。

>「世界を敵にして、たった一人に愛されるか。 たった一人を失って、世界に愛されるか」

そのキャッチコピーから考えても、葉山が本当に欲しいのは雪乃の視線な気がしますねー。

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