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コードギアス 亡国のアキト 第2章 引き裂かれし翼竜 感想

 ギアスのオパーイは好きじゃないが尻はいいものだ。


 先日第1章のTV放映を見ていて、丁度映画の日にあの花を見る予定だったのでついでにと見てきました。
 
 国を失った旧日本人イレブンや、前時代的な絢爛に群がり続けるユーロピア共和国連合の亡者たちを始めとした「亡霊」たちの物語。
 今回はアキトがイレブンとしてのアイデンティティの希薄さ以上に、実の兄シンに掛けられたギアスによって自分の生きる意義すら奪われた人物であることが発覚した。シンを殺さない限り、永遠に解けない呪縛。「自由」を手にするために、彼もまた戦っているのだ。
 一方、シンの方はどうやら血が繋がっているからこそ自分の家族を皆殺しにしようとしたらしい。多分、イレブンの血そのものが許せないとかそんな感じかな。自らのナショナリティすら捨て去ろうとする彼もまた、亡霊と呼べるのかもしれない。まあこの辺の出身国に依存するアイデンティティの在り方ってのはイマイチよく分かってないんで、あんまり突っ込んだことは言えないです。

 で、リョウたちも「自由」を求めて戦っているんだけど、第1章で本人たちも言っていたように逃げ場なんてどこにもない。とりあえずの拠点としてレイラの部隊に入りはしたが、当然のように脱走を計画する。
 アキトが挑発したこととはいえ、まさか作戦行動開始直後に裏切るとは思わなかったけど(笑)、簡単に人を信用できない彼らの描写は良かったな。
 
 そんな彼らとの距離を縮めるために、司令官にも関わらず自らも前線に出ると言い放ったレイラ。「おいおい」と思ったけど、よく考えたらルルーシュもバリバリ前線出てたので今更か。実際第1章で、イレブンを捨て駒にしておきながら安全圏でのうのうと指示を出している自分に嫌悪するユーロピア貴族たちを重ね合わせて焦燥を見せていたからこの行動もまあ理解できるんですよね。それが簡単に通る辺りがギアスらしい。
 しかし戦場に立つと、満足に指揮も出来ず、慌ててばかりでアキトに助けてもらって無邪気に喜ぶなどなかなかのポンコツっぷりを見せてくれました。明らかに足手纏い、というか向いてないよレイラさん……。今回彼女はサービスシーン以外いいとこなかったような。

 まあ実際イレブンががんじがらめの状況から這いでようともがいているように、レイラもまた拝金主義の貴族たちの肥溜めから逃れようともがいている。「亡霊」による「自由」への闘争、というのがテーマ的にピンときてないところもあるけれど、純粋にエンタメとして面白いです。

 今回特筆すべきはやはりロボット戦闘シーン。第1章では物足りなかった分、今回は大盤振る舞い。オレンジによる3DCGアニメーションが本当に素晴らしくて、現在放映中のTVアニメ「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」の18話級かそれ以上の戦闘シーンが劇場サイズで、大ボリュームで見られます。
 それに加えて、市街地を駆け回り、ダイナミックにカメラを回す映像作りが秀逸。絵コンテに赤根監督とノエイン繋がりの安田賢司さんの名前を確認(シンフォギアに参加して欲しかった…)。というかノエインのWikipediaの各話リストの項目を改めて見ると、演出陣も作画監督もメンツが凄すぎますね……。
 
 ただ、一つ不満なのは特典のガイドブック。
 どんだけメディアミックスしてんのか知らないけど、こっちは「亡国のアキト」を見に来てるんだから別作品の話されても分かんないっつーの! ファンサービスよりも宣伝を優先された気分で、ちょっとムカつきました。


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