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2013年秋アニメ 雑感②

 そろそろ序盤も終わり視聴作品も絞れてきた頃ではないでしょうか。

 キルラキル

 いやー、面白いですね。
 脚本と作画と演出と演技が見事に編みこまれていて凄まじい熱量を発揮しています。
 3話では人衣一体としてハレンチコスチュームを一気に燃え要素にまで昇華させるとんでもない力技シークエンスを拝むことができました。
 「衣服」というモチーフにどういった意味を込めているのか、正直まだ読めてませんが、細部の暗喩や台詞回しにまで拘っているのでこれが核なのは間違いないですね。

 また、5話ではいつものマコ劇場の中に本人のテンションは変わらないままで切ない告白があり、彼女への認識が変わりました。同時に流子と鮮血の絆の補強にもなっていて、あれは上手いと思います。というか、基本的にあの密度で語る脚本が毎回上手い。
 2クールもあるので、今後の展開はさっぱり予想が付かないですね。
 まあ多分宇宙へは行くでしょう。


 京騒戯画

 このアニメ、複雑なようでシンプルでやっぱり謎が多い非常に癖の強い作品なんですが、ふとした時に登場人物が見せる憂いの描写が素晴らしくて、ある種の郷愁を感じさせる作りになっていて個人的には好きです。大人と子供の構図が多層的になってるのも特徴で、それが三兄弟の抱える感情に深みが生まれているような気がします。
 特に2話の出来が素晴らしいですね。コトと稲荷の距離感も絶妙ですし、八幡少年とのやり取りでコトの抱えた疎外感と寂しさを窺わせるシーンがグッと来ます。
 このアニメ、子供の描写が適度に憎たらしくて媚びがなくていいんですよねー。

 今の所は基本的にWEB配信したエピソードを再編集して個別のエピソードを放送していますが、次回の明恵回をやったらいよいよ話が進むので楽しみです。
 TVシリーズとしては構成的にどうなの?とは思わないでもないですが、振返って0話を見てみると色々理解できて面白いので(一部設定変更もある?)たまにはこういうのがあってもいいんじゃないかと思います。元々人は選ぶ作品ですしね。


 のんのんびより

 今期の癒し枠のつもりが、思わぬ伏兵でした。にゃんぱすー。
 癒しどころか不用意に見たらダメージ受けるよこれ……。
 当初は田舎のスローライフを思わせるゆったり目なテンポがいいなー、程度の認識だったのですが、3話4話ときてノスタルジーに訴えかける演出が真に迫ってきてどうしようもなく琴線に触れてきます。

 遊び疲れて、家に帰って眠る。それだけのシークエンスがなぜこうもノスタルジックなのか。いかにも萌えキャラ然としたキャラデザとは不釣合いにも見える、田舎のあらゆる風景を描く美術のリアリティ。四季をも如実に感じさせる世界観を、キャラクターたちが言葉よりもその動きや目線で溶け込んでいる様を写実的に描いているのが理由かなと、適当に考えました。OPとEDでも、前者は日中に遊び回る姿を描き、後者では日が暮れて皆でお風呂に入る姿を描いていて、徹底したものを感じますね。
 4話のBパートはれんげの心情に寄り添った演出がキレッキレで、画面を見ながらひたすらに圧倒されて気が付いたら涙が流れていました。今年度ベストエピソードまである。


 ガンダムビルドファイターズ

 4話のキララ回が面白かったですね。
 ガンプラをテーマにしておきながら、そこに至上価値を置いていない誠実さ。キララにとってはアイドルとしてのし上がるために嫌々やっている道具だし、チナにとっても気になる男の子に近付くための口実。レイジにしても、ガンプラそのものに興味を持っているわけではなく、ただ純粋にガンプラバトルの魅力にハマッている。
 そもそもガンダムそのものにさして興味のない私みたいな視聴者が距離を感じずにいられるのは、こういった適度に醒めた視点が入っているからかなーと、ここまで見て思いました。
 素晴らしい眼鏡っ子委員長でありながら記号性を越えた魅力を醸しているチナちゃんはもちろん、キララも私服姿がセクシャルでキャラも好みだしで再登場を期待したいですね。
 劇伴もカッコイイし、今の所高水準で纏まった作品だと思います。


 他の作品だと『COPPELION』と『ゴールデンタイム』を残念ながら視聴打ち切り。『ガリレイドンナ』と『境界の彼方』も、切ろうか迷う微妙なラインです。
 一方で感想記事を書いている『サムライフラメンコ』はもちろん、『WHITE ALBUM2』も丁寧に主人公達の関係を描いていて演出的にも見所が多く毎週楽しみに見ています。また、『凪のあすから』は同時並行で多人数のドラマを描いている意欲的な作りでなかなかに刺激的。個人的には今年一番豊作なクールだと思うんですが、どうでしょう?
 

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アニバタ Vol.6アニバタ Vol.9に寄稿しました。よろしくです。


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