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その他

2014年夏アニメ雑感&2014年秋アニメ視聴願望

 雑なまとめと今後の展望

 
 早いものでもう10月になります。まだ最終回まで見てない作品もありますが、簡単にまとめておきましょう。
 
 グラスリップ

 近年屈指の問題児。あんまり好きな言葉ではないが、「難解」というのならこれくらいやってくれないと。
 ドラマ性の薄さ、演出の唐突さ、言葉のつかみどころのなさ。過剰にネタ扱いしだす向きには反感しか覚えませんが、「分からない」「つまらない」と言われても仕方のない内容です。
 一方で、キャラの関係図がおぼろげながらも分かってくると、一方通行で噛み合わないそれぞれの想いが、決定的なすれ違いを迎えた後、真に相手を理解しようと向き合うようになって、歩み寄っていく姿が淡々と、しかし丹念に描かれていくのが分かります。
 物議を醸していた「なぜここで?」というようなタイミングでのハーモニー処理も、人間関係のズレによってキレイに切り取られない青春模様を表したものだと私は解釈してます。後半では、登場人物たちの心の距離が縮まった瞬間を狙い済まして、完璧に決めてくれましたからね。
 文学作品の引用が多く、それが物語展開にも連動しているようですが、別にそこまで考えないと楽しめない、というようなことはないですよ。私も『かもめのジョナサン』しか把握してませんし。笠井潔作品は読んでるけど、本人のTweet読むまでは結びつけもしなかったなぁ。
 また、透子と駆を巡る「未来の欠片」の話がこれまたSFというよりかは幻想小説的設定で、理解のし辛さに拍車を掛けています。しかしながら、最終的に辿り着いた結論はわりと明快で、1話との対比になる「未来の私が全部なんとかしてくれますように」という台詞が意味の転換を伴って見事にテーマとして集約されていました。ラスト2話はホント良かった。
 最後まで見た今、最初から見返すと色々分かるようになっていると思うので、またいつか挑戦したい。
 もっと突っ込んだ考察は他の方に任せます(笑)


 東京喰種

 何かと不憫な印象のあるヤングジャンプ原作アニメ。
 まず何よりも、赫子の映像表現が秀逸で、赤黒く蠢くその姿は禍々しくも美しい。喰種の象徴として完璧なデザインでした。静かに生え広がっていく表現もいいんだよなぁ、あれはいい。うん。
 また、OPでは森田監督のセンスだと思うんだけどサビに差し掛かった所でリゼやトーカちゃんの背中から飛び出す羽の演出も好きです。
 物語については、原作既読なのであまり言う事は無いのだけど、1クールの尺に収めるための圧縮脚本はほとんど違和感を覚えなかったのでよろしかったんじゃないでしょうか。終盤はいつもの無理矢理キリのいい所で終わらせるために無駄に原作を消化してしまうパターンかと失望しかけましたが、予想をいい意味で裏切った最高の最終回を見せてくれました。
 人間・金木研の親である母へのずっと閉じ込め続けた想いを吐き出して、喰種・カネキの親であるもうひとりの母・リゼを喰らうことで「どちらでもある」両極を内包した存在へと生まれ直す。鮮烈な映像表現と合わせてキレの良過ぎる幕引き。
 この「生まれ直す」っていう表現、個人的に気に入ってるんですよ。 「生まれ変わる」よりも力強い感じがして。
 最近ではキルラキルやキャプテン・アースでも感じたテーゼです。
 物語的にはなにも終わってないけど、語るべきことはもう語り終えたし、別に2期はなくてもいいと思います。まあ、原作で続きを知ってるから言えることかもしれませんが。


 月刊少女野崎くん

 とにかく上手い。そして面白い。ラブコメとしてあらゆる要素が高品質でまとまった恐るべき完成度。
 主人公が周りの登場人物を自身の漫画に取り込もうとするも、その灰汁の強さに飲まれ、また現実にフィクションのお約束を持ち込もうとすれば個性によってブチ破られる。メタフィクションとしての構造が見事にハマッていて、それが推進力となりキャラクターは増え人間関係が広がり転がるようにギャグが叩き込まれていく。
 ただ、文句がない代わりにどっぷりハマるような引っ掛かりがなかったというのも正直な感想。千代ちゃんは疑問の余地なく超可愛いですが、小動物的なアレなので私の好みではないのです。
 とはいえ、山崎みつえさんのこれからの活躍に大いに期待できる作品。今期で人に勧めるとしたらこれでしょう。


 人生相談テレビアニメーション「人生」

 一方で人に勧められるほど出来はよくないし、たまにガチでつまんない回はあるけど、何故だか好きな作品がこれ。
 基本的にくだらないバカ話ととりとめのないキャラ萌えで回っているような作品なんですが、わりと第二新聞部の人間関係が徐々に仲良くなっていったり、互いにだんだん遠慮がなくなってくる様が描かれてたりと、意外とあなどれないかもしれない。女の子はみんな大体可愛く、時折破壊力の高い仕草や表情で魅せてくれるのだが、作中の描写や伝え聞く情報によると、どうやら作者が眼鏡っ子にあまり理解がなさそうなのがつらひ。
 つまらない時はとことんつまらないが、たまにやたらキレのあるネタをぶっこんできて不意打ちで笑わされることも。爆発力は野崎くん以上だと思います。11話は傑作ギャグ回、何故か3回くらい見てました。


 アルドノア・ゼロ

 ロボットアニメへの批評性を感じるロボットアニメ。
 とことんエンタメしていましたが(海外ドラマ的、という表現はわりと的確なのでは)、個人的にこの作品の白眉は界塚イナホというキャラクターだと思いますね。
 冷静沈着どころか感情が欠落してんじゃねーかと思うようなクソ度胸と異常な観察力で以って敵の初見殺しボス共を屠ってきた彼ですが、端々に一部周囲の人間に向けた感情の切れ端らしきものが見え隠れしていき、実は理論と理性と鉄面皮で完全武装したただの不器用な少年のような素顔が垣間見れるようになります。そしてその内に秘めた想いがラストで漏れ出し、メリーバッドエンドを迎えるという構成が美しく、これ2期いらなくね?と思うほど満足できる最期を見せてくれました。
 一方で、作品とは直接関係ないことですが、どうにも某虚淵氏が関わるアニメで起こる現象で、彼が脚本を書こうが書くまいが物語がマイナス方向に急転進すると「さすが虚淵!」という声が方々から上がります。思うに、「作品にどんな形でもいいから虚淵氏の名前がクレジットされる→目を引く負の展開→うわぁショッキングだなぁ、さすが虚淵!」という一連の流れ自体が一つのエンターテインメントとして、制作側(というか広報?)と一部視聴者のある種の共犯関係によってコンテンツ化されているのではないでしょうか。だからどうだと言うわけではないのですが、個人的に虚淵さんに苦手意識があったのは作家性以上に、こういった消費の仕方に対する嫌悪感によるものかもしれない、などと自己分析をした次第です。


 残響のテロル

 物語よりも、音楽と映像が織り成すアンサンブルの凄まじさに圧倒された作品。
 テーマ的に、歴史の中で存在ごと葬り去られそうになった少年少女が、自分たちの存在を刻みつけ、太陽の下に引っ張り出し、誰かの記憶に残ることただそれだけを求めて「テロ」を行なう、というのはシンプルだし「テロル」の本質の一端を捉えているとは思うんですよ。ただ、あまりにも手段として合理的過ぎるがゆえに、理想と真実のすべてを巻き込んで泥沼に引きずりこんでいくような面が描かれなかったので、やはり「テロ」物としては半端だと思います。そもそも、それを志向したワケでもないのでしょうが。
 色々言われていますが、気になったのは「リサが最後まで役立たずだった」という不満。そもそもナインやツエルヴは国のために役に立つことを求められて、結果的に誰からも必要とされなくなった存在。「役に立たないのに」ではなく、「役に立たなくても」いるだけで彼らを救う存在がリサだったんじゃないかと私は思います。いるだけじゃ、いかんのか?


 スペース☆ダンディ

 BONESが本気を出したら誰もついてこれない。
 映像、音楽、世界観、物語ともに毎回異常なクオリティを連発。オムニバスアニメとして名を残さないとおかしいレベル。
 毎回好き勝手やっているようでいて、最終的にはなぜか全体を貫く一つのテーマが結実する。こんなとこまで戦コレと似通ってる。でも私はそっちに拠った話とは関係ないエピソードの方が好きです。
 というわけで、戦コレ2期いつまでも待ってます!


 『キャプテン・アース』は言わずもがな、個人的に今年度暫定ベスト作品です。
見てない作品では、『M3』『信長協奏曲』『少年ハリウッド』『ハイキュー』辺りは評判が良く興味のあるのでいつか。『Free』は山田尚子回だけ見たい。あ、『たまこラブストーリー』円盤注文しました。人生初アニメBDになります。来年出るピンドラBDBOXも買いたい。
 中々に充実した夏を過ごせました。ということで、『バディ・コンプレックス 完結編』を待ちつつ、来期に向けて頭を切り替えていきたいと思います。


・来期の気になるアニメ

甘城ブリリアントパーク

 賀東原作作品。武本監督。京アニ。ボン太くん。


ガンダム Gのレコンギスタ

 ほぼ初富野。一応逆シャアは無料配信してた時に見た。どうでもいいけど『映像の原則』は積読中。
 下手に言及したら殺されそうなので大人しく見てます。

 
selector spread WIXOSS

 1期は話題性もあり考察のしがいもありで面白かった。素直に楽しみです。


ログ・ホライズン 2期

 制作ディーン!? 
 監督は続投だけど、サテライトじゃないってことは伊藤達文さんの参加はないかなぁ。シンフォギア3期に参加してくれているならば御の字だけど。
 竜吼山脈ワンチャン。


Fate/stay night

 ゲームをやる手間が省けた。ありがたい。
 UFOの画作りは苦手だけど、ヨヨネネみたいなのも作るんだよなぁ。


クロスアンジュ 天使と竜の輪舞

 芦野さんの監督作品は初めて。ヒロインのビジュアルが好み。


七つの大罪

 岡村天斎。「ライパク」「ウルトラレッド」「金剛番町」の鈴木央作品がついにアニメ化。しかし本作は未読である。


俺、ツインテールになります。

 最高に意味の分からないタイトル。1クールに一本あるといいかもしれない、ガガガ枠。


ガンダムビルドファイターズ トライ

 チナちゃんが成長してさらに私好みになってくれたのでとても嬉しいです。


寄生獣 セイの格率

 言わずと知れた名作漫画原作アニメ。既読済。ある意味最もどうなるか予想のできないアニメ。とりあえず平野さんミギー楽しみです。


SHIROBAKO

 水島務監督のPA制作アニメ。多分売れる奴だこれ。


四月は君の嘘

 原作既読。音楽に定評のあるノイタミナなので期待大。器は十分。ただカバー曲への傾倒が不安要素。


山賊の娘ローニャ

宮崎吾朗がTVアニメに。とりあえず見てピンと来るものがあれば継続で。


雲天に笑う

動画工房の新たなる挑戦? 情報が少ないので実態が掴めない。


 SAOは詩乃のターンが終わるのでもういいとして、新作のみの計14本。
 この中から数本最後まで見られればいいな、という感じです。『人生』枠の無さがちょっと深刻だな……。
 テラフォーマーズは大体原作読んだほうがいい感じになるヤンジャン勢ですし(喰種の締め方は最高でしたが)別にいいかなと。
 ワールドトリガーは「監督:本郷みつる」「脚本:吉野弘幸」という並びが天国と地獄感あふれてて素敵ですが、そもそも本郷監督自体、金矛の存在がネックになってて素直に期待できないでいます。原作もそこまで好きじゃないし、見送りで。
 ブログの方はどうなるか分かりませんが、来年冬には全力で迎えたい『ユリ熊嵐』が控えていますし、2クール作品の各話感想は避けたいかなと。いっそのこと、アニメ感想はTwitter上に留めて書こう書こうとして未だアップできない俺ガイルやねじまきカギューの感想に専念しようかなとも考えています。結局は、長々と記事を書きたくなる作品があるかどうか、ですね。

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プロフィール

ぽんず

Author:ぽんず
私は好きにした、君らも好きにしろ

アニバタ Vol.6アニバタ Vol.9に寄稿しました。よろしくです。


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