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2014年を振り返って

 今年最後の記事になります。


 毎年、というほどブログ続けてるわけではないけど、今までは年末に年度アニメベスト10を上げていたんですがちょっと今年は視聴本数が大分減ったので5作品だけ選出することにします。そもそも、去年ですら色々重要な作品を見逃したりしてたので。
 なので今回は、代わりというわけでもないですが、印象に残ったキャラクターについてもちょろっと書いてみたいと思います。
 総括でもなんでもなくただの自己満足なのでお気軽に。

 まずは今年度アニメベスト5。
 いつもはやらないランキング付けを添えてお送りします。まあほぼ2強状態だけどな!


 1位 キャプテン・アース

 言わずもがな。
 今更語ることも特にないのだけど、自分にとっての「ロボットアニメ」の認識を大きくExpandしてくれたこと。そしてひたすらに地味だが異常なほど丹念な積み重ねをやり通した作劇で他の作品では味わえない、静かに胸に浸透するような深く響くカタルシスを体験させてくれたことに改めて感謝したいです。
 2014年は『キャプテン・アース』があった年!


 2位 サムライフラメンコ

 『ROD』も『ガン×ソード』も『かみちゅ』も観た上であえて言いますが倉田脚本の最高傑作だと思います。何重にも折り重なったメタ構造と、それを一直線に貫くサムライフラメンコというヒーロー。こと作劇のイカレっぷりでは本作の右に出るものはなかったのでは。
 どんどん荒唐無稽になっていく世界の中で、ヒーローが立ち向かう相手は大衆からまさにヒーロー番組で見るような悪役にシフトしていく。しかしそこにはすっかり安全圏から眺めるポジションに納まった大衆の正義が問われる、という逆転構造があった。
 自己言及によってその構造をも自らの内の問題とし昇華した、サムライフラメンコというヒーローの存在を忘れるまで忘れません。


 3位 ピンポン

 鬼才・湯浅政明監督作品。
 生憎原作を知らないので明らかに流行から外れたキャラデザがどこまで松本大洋絵に忠実なのかすら分かりませんが、独特の映像世界にドップリ浸れました。
 特筆すべきは漫画のコマ割りをそのまま再現したようなカット割り演出。そのタイミング、台詞のリズム、ピンポン玉が跳ねる音、すべてが一体となって作品全体のテンポを統制する、凄まじい拘りよう。
 そして勝てば勝つほど追い詰められていく強者たちの苦悩を、敗北を与えるとともに救って見せるペコのヒーロー性。スポーツという題材を通して語られる人生の苦難と希望を描いた人間賛歌。
 1クールでこれだけのモノを描いた、その完成度は今年見た作品の中でも随一だったのではないでしょうか。


 4位 selector infected (spread) WIXOSS

 カードバトルの詳細を描かないという斬新な姿勢を見せたTCG題材のアニメ。
 冷たい街に生きる少女達が街角で出会う時、互いの願いが交錯しその裏に潜む倒錯性が頭をもたげる。
 こと「少女性」を描くことにいたっては今までの岡田のマリー脚本の中でもかなり濃い方なんじゃないかと、未見の作品も多い分際でほざきますけど、実際「反転」「選択」「願い」といったキーワードを駆使した描きには妙な生々しさがあったと思います。イオナ改めユキさんはちょっと綺麗になり過ぎて個人的にはそんなにでしたが、基本的に度のキャラクターも魅力的に描かれていたと思います。
 勝っても負けてもゲームは終わらず、勝者は勝ち続けなければならないし敗者はぢべたを這いずり回らなければならない。願いにまつわる人生の縮図をカードゲームという卓上遊戯に収める構造が見事で、全体の構成としては正直ちょっと疑問符が付くのだけど、ラストの着地が好みだったのでチャラです。
 白い部屋に閉じ込められ、「死」によって先の可能性すら閉ざされた少女・繭への救済として、彼女の過去の行動を「選択」として今に繋げ、その延長線上の未来を見せる。それがるう子の最後の選択にもつながり、「選択」によって可能性は開かれまた新しく色が付くのだから、どんな未来でもその先を信じる。「小さい子みたい」に全部を選ぶ覚悟を以って、真に選択者の理を受け入れるという、「願い」を持ったままこの街を生きていく術を描いたのはすばらでした。
 

 5位 スペース☆ダンディ

 絵が動く、というある意味アニメの原点である面白さそのものを見せてくれた作品。
 あらゆるアニメーション表現を駆使してやりたい放題かましたこの作品を見れば、「手描きで出来る表現は大抵CGで再現できる」とはまだまだ言えないでしょう。
 同じオムニバス形式ながら、個人的に『戦国コレクション』ほどハマらなかったのは、自分が萌豚だからなのか、あるいは逆に豪華すぎる面子によって戦コレにあったアットホームな安心感がなかったからなのか。しかしながら、各エピソードごとに圧縮された秀逸なエピソード群はどれも甲乙付け難く、作画演出音楽おまけに声優陣とあらゆる要素が上質だったこの作品は2014年TVアニメの代表作と言ってもいいのでは。
 そして改めて実感した中村豊イズGODという事実。いや、バヒさん押山さん田中宏紀さん他にも挙げればキリがないほど素晴らしいアニメーターが多数参加した作品ではありますが、やはり中村豊さんの作画がこれほど満喫できることの幸せには変えられません。
 ただでさえアクション作画が素晴らしいのに、ミュージカル回でのまるでディズニーアニメのような表現まで見せられたら脱帽するしかないです。


 メンドクサイので順位付けはしませんが、他にも『ガンダムビルドファイターズ』『ノブナガン』『A/Z』『人生』『東京喰種』『野崎くん』『凪あす』『グラスリップ』『キルラキル』、最終回今年度中に見れないけど『神撃のバハムート』等など、色々面白いアニメはありましたし思ったより充実してたんじゃないかと。
 見てない作品では『ハイキュー』『少年ハリウッド』『クロスアンジュ』『チャイカ』『M3』『信長協奏曲』『天体のメソッド』辺りが気になっているので一応ここに書き残しておきます。
 
 旧作は『革命機ヴァルヴレイヴ』ぐらいしか見た記憶がないのですがこれがまた昨年ベスト級の作品だったので満足しています。2期が始まるまでには『ガッチャマンクラウズ』も見ないとなぁ。

 しかし真にヤバいのは来期。
 まず継続からして『君嘘』『Gレコ』『白箱』とほぼ確実に来年度ベスト入りする作品がありつつ、ド本命の『ユリ熊嵐』を筆頭にビッグタイトルで溢れています。来たる2015年、2011年以来の大旋風が巻き起こるのではないでしょうか。キャパオーバーの予感がプンプンするのでもしかしたら大分絞るかもです。
 
 ちなみに来期視聴予定。

 継続

 四月は君の嘘
 ガンダム Gのレコンギスタ
 ガンダムビルドファイターズトライ
 SHIROBAKO
 ログ・ホライズン 2期
 実在性ミリオンアーサー

 新作

 ユリ熊嵐
 冴えない彼女の育てかた
 アイドルマスターシンデレラガールズ
 暗殺教室
 純潔のマリア
 アルドノア・ゼロ 2期
 ローリング☆ガールズ
 東京喰種トーキョーグール√A
 夜ノヤッターマン
 デス・パレード


 続いては今年度の印象に残ったキャラクター+@のベストを発表したいと思います。


 2014年ベストキャラクター(男性編)

 1位 真夏ダイチ(キャプテン・アース)

 自らの在り方に疑問を抱き、敵と戦い、仲間と出会い、そして恋をした少年が歩いてきた道程のすべてを必然に変え、その手の中に集約し決断の銃を放つ。
 彼の名はキャプテン・アース。
 その在り方の力強さが示したものを多分まだ捉え切れてないけれど、それでも今年度この真夏ダイチ以上の主人公はいなかったと断言します。

 2位 羽佐間正義(サムライフラメンコ)

 リアリティラインが保たれず常に変動していく世界の中で、その状況ごとに良いにせよ悪いにせよヒーローに求められる役割も変わってくる。
 そんな中で振り回され悩みつつも常に「自分が正しいと思うこと」を模索し実行し続けた彼の姿は、コスプレ変態野郎でありながらも紛れなくヒーローでした。

 3位 界塚イナホ(アルドノア・ゼロ)

 ここまで鉄面皮を貫いた人情家はなかなかいないのでは。
 天才ではあれど、理論武装が先に立ってしまう不器用な優しさが未熟さを感じさせもして、けれどアセイラム姫への言動はまさしく騎士のそれでした。
 死の間際に見せた表情が忘れられない。


 2014年ベストキャラクター(女性編)

 1位 真野まり(サムライフラメンコ)

 アイドルという他者からの憧れを受ける存在でありながら、自らは決して手に届かないヒーローを志向する。その過程で暴かれる矮小な自分に、それでもステージから逃げずに歌った彼女の姿が忘れられません。
 性欲は親しい女性で満たしつつも、恋愛感情は男性に向ける、他のアニメではまず見られない性嗜好。間違いなくクソ女なのに惹かれずにはいられない、夜空に輝く一番星にはなれなくても雑草の輝きを放った唯一無二の狂犬ヒロイン。倉田先生、彼女のスピンオフが読みたいです……。

 2位 蒼井晶(selector infected/spread WIXOSS)

 読者モデルという設定に象徴される少女たちが生きる独自の社会の歪みを一身に引き受けたかのような存在。途中から得た傷跡という要素が見事に活かされていました。
 コンプレックスに苛まれ、弱者を踏み躙りながらも、愛憎入り混じった強者へ噛み付くことを止めない負け犬。心の弱さを突かれいい様に利用されるも、自分なりに掴んだ歪んだ愛を持って自らの名を名乗るその姿には不覚にも心動かされました。
 
 3位 夜祭アカリ(キャプテン・アース)

 榎戸ヒロインとしては断然ハナなのだけど、類を見ない賢さを感じた彼女に私は惹かれたのです。
 その飄々とした立ち居振る舞いの裏には、常に周囲に対する広い視野があり、瞬時に自分が為すべき役割を判断できる。それでも彼女が自由人であり続けられるのは、論理を魔法と称し神様を信じる『魔法少女』としての生き様を既に選んでいるから。
 あまりにも強靭であるがゆえに萌えられないので順位は低いですが、大好きなヒロインです。

 
 Britain Musicベスト5

 1位「選ばれた人選ばれない人」

 優しいメロディに乗せて歌われる残酷な世界の理。
 ふと気付いたらついつい口ずさんでしまうキャッチーさが魅力です。

 

 2位「魔法があればメンドクサクナイ」

 「魔法があるじゃない」と高らかに歌う夢と希望に満ち溢れた曲です。

 

 3位「11人にJealousy」

 リエンス王の意外な歌唱力に度肝を抜かれました。
 ブランデゴリスのメロディの乗せやすさは異常。

 

 4位「夢見て生きなきゃ王じゃない」

 ストレートにカッコイイナンバーで逆に意表を突かれる。
 しかしそれすらも特異型ヘルヴォールのためのフリでしかなかった…!

 

 5位「あきらめてブランデゴリス」

 これもまた非常に口ずさみやすいメロディ。
 そしてブランデゴリス万能説。

 


 今年は引越し先にミニシアターとシネコンがチャリで行ける範囲で揃ってたので、自分にしては映画を結構見た年でもあると思ってます。
 アニメ映画は傑作『たまこラブストーリー』と帰ってきた劇しん『ロボとーちゃん』が良過ぎて他が若干霞んでいる感があります。実写では『GODZILLA』や『インターステラー』が良かった。『キックアス・ジャスティスフォーエバー』は復讐の連鎖だとか少女性云々とかで記事を書く気はあったんですが、もう記憶とやる気がないので断念しますね。
 あとはミニシアターで観た『ハンナ・アーレント』と『5つ数えれば君の夢』と『チョコレート・ドーナツ』と『アクト・オブ・キリング』が良かったかなー。

 一方で仕事が始まってからめっきり小説を読む頻度が減りました。
 『虚構推理』と『機龍警察』は傑作だったけど、ある意味予定調和だからなー。

 漫画に関してもほとんど新規開拓をしていません。
 その上で言うとしたら今年は『ねじまきカギュー』と『ワールド・エンブリオ』が完結したってことですかね。あと『夏の前日』とか『刻刻』も。『貞本エヴァ』に『NARUTO』もか。
 『カギュー』についてはまだ全体の感想書く気あるので物語への言及はしませんが、それを抜きにしてもあのラストバトルは伝説に残るべきだと思います。ぶっちゃけ『ONE PIECE』とかがやろうとしてるバトル描写の完成形でしょ? あれ(暴論)。
 『ワールド・エンブリオ』は終盤に畳み掛ける構成が素晴らしくちゃんと話を把握してなかった私でも分かるくらいの熱量を放っていました。アニメ化が待たれますね。3巻の帯でアニメ化したら脚本やりたい、と書いてたこと忘れてませんよ黒田さん?
 そうそう、今年は沙村広明が大暴れしてたという印象も強いです。出す作品全部大当たりだもんなー。


 さて、年末年始の暇つぶしとして来期放送予定のアニメ『アイドルマスターシンデレラガールズ』に向けてキャラの名前や性格を大雑把に覚えられそうな二次創作作品を2つ紹介します。

 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」
 http://elephant.2chblog.jp/archives/52096376.html

 表題から分かる通り『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の主人公比企谷八幡がデレマスアイドルをプロデュースするクロスSS。
 SSとは言ってもト書きのみで進む形式ではなく、きちんと地の分があって、文章力もあるのでとても読みやすいです。
 完結まで一年掛かったというだけあってかなりのボリュームだけど、王道のストーリーが良く組まれている上、八幡らしさが出ている結末。いや、俺ガイルキャラは基本的に本来のメンドくささがスポイルされてて「お前それ別モンじゃね?」と言われても仕方ないんですけど、意外と違和感ないんですよ、八幡P。作中でちゃんとエクスキューズもあるしね。
 基本デレマスアイドルが中心だけど、時折出る765アイドルが前作主人公みたいな存在感を発揮していてすごく熱いです。特に春香さんの使い方はめちゃくちゃ上手かった。
 とにかくデレマスアニメの予習としてもオススメできる一作です。俺ガイルを知らない人でも楽しめるはず。


 The Princess of Tennis

 ニコニコ静画及びPixivで連載中であるモバマス×テニスの王子様の二次創作漫画。
 キャラクターはモバマスアイドルたちで、出てくる技や構図などには本家テニプリからの流用が少なくない、なのに圧倒的なオリジナリティのある漫画。
 それはひとえに、作者であるハリアーPの持つ独特のセンスが、キャラクター造形から台詞回し、構図や絵柄、そして物語性に至るまで発揮されているから。癖は強い絵だが表情作りが絶妙で、演出的にもしばしば唸らされる。確かな漫画力。
 作劇は必殺技も覚醒も根性論もアリアリの少年漫画メソッドを採用しているのだけど、一方で勝敗に関してはいたってシビア。どれも勝てる理由にはならず、強い相手は驕りも油断もせず容赦なく主人公たちを叩き潰してくる。勝つためにはあくまで一段ずつ段階を踏ませていく、という一貫した姿勢。
 そのバランス感覚が、私が個人的に少年漫画に求めていたものと合致していて、熱い気持ちを呼び起こしてくれる。キャラクターに関しては自分の色に染め上げてしまうタイプの方で逆に変な先入観を植え付けることも否定できず、正直デレマスアニメの予習になるとはあんまり思ってないけど、そんなことはどうでもいいので皆読もうぜ!

 今やってる黒帝戦が、物語的にも絵的にも超絶面白くてマジで毎回ワクワクしながら読んでいます。黄金期のジャンプイズムを今もっとも継いでいるのはこの漫画なのかもしれない。
 ぶっちゃけこれを紹介したかっただけです、はい。

 
 あとは年始に『実在性ミリオンアーサー』『四月は君の嘘』の振り返り一挙放送をニコ生でやるので興味ある人は是非。

 とまあそんなこんなで書きたいことを書き散らしたところで、今年最後の記事を終えたいと思います。
 良いお年を。来年もよろしくどうぞ。

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Author:ぽんず
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アニバタ Vol.6アニバタ Vol.9に寄稿しました。よろしくです。


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