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2015年冬アニメ雑感と春アニメ視聴願望

 終わってないのもありますがこのタイミングしかないんで。


 『四月は君の嘘』は、本当に毎週とんでもないクオリティの作画演出を提供してくれて、毎週のように視聴直後は余韻にシビレていました。ただしdアニcm、てめーはダメだ。
 画面構成による対比が、誰もが誰かを誰かと重ねて見て特別と代替のリフレインを繰り返す物語に寄り添って七色シンフォニーを奏でる。一部不満の見られた演奏シーンにおけるモノローグの多用は、「せっかくの音楽が死んでるし、台詞にしなくても映像と音だけで表現できてる」というのが大意で、これは自分も思ったことだし納得はできる。それでも、過剰に音楽に言葉を乗せているからこそ、当の演奏者本人ですら自覚できていない深層の心理が音に導かれて思いがけずに浮かび上がってくる、という演出が映えると思うんですよ! それが最も発揮されていたのが(多分自分が把握できてないだけ)10話のあのラストシーンなんだよなー。まあ、それでも演奏と台詞のバランスが適切だったかどうかには疑問の余地は残るでしょうが。
 ともあれ、出会いと別れを通し、巡る季節のなかで育まれた天才ピアニスト有馬公生という樹の再生を描く物語を最高のアニメーションでやり切ってくれたこの作品。ノイタミナを、そして2015年アニメを代表する傑作のひとつとして私の胸に深く刻まれたことでしょう。本当にアニメは、人類を宇宙を繋ぐ最高の文化だイエーーーーー!!!

 そして同じノイタミナ枠であったが故に面白かったけどわりを食ってしまった感がある『冴えない彼女の育てかた』。いや、ゲーム制作が進行してくのと並行してサークル内でメインヒロインという役職を与えられた加藤さんが見事にその役をこなしていく構図とか、よく出来てていい作品だったと思うよ? うん。地味にEDは今期で一番好きでした。

 『Gのレコンギスタ』はぶっちゃけ最終的に情勢がどう収まったのかさっぱり理解できてない中で評価しちゃうのはアレなんだけど、それでも何が言いたいのかは明白に伝わる内容だったから別にいいよね。ね!
 画面に登場する人物の多さが毎回異常で、それぞれがそれぞれの思惑を持って好き勝手に動くもんだから映像はいつもしっちゃかめっちゃか。だけれど縦横無尽に躍動するアニメーションがそれらを生命力溢れるキャラクター描写に昇華する。もうこれだけでとんでもないことをやっていて、何故だかあんまり評価されてない気がするけどこれを2クールぶっ続けでやり通したのは君嘘と同等かそれ以上の頭おかしいクオリティですよ。同じく大人数を捌いているデレマスのクール分割に納得できるなら分かるでしょ!?
 大人たちの陰謀や生まれによるしがらみ、課せられた使命と与えられた兵器に翻弄される少年少女たちが、それでも自分たちの足で宇宙の果てまで冒険し自分たちの目でそこにあるものを見て、地球にレコンギスタして本当の意味で初めて「大地に立つ」。どこもかしこもリアルは地獄だけど、まだまだ世界には自分の知らないものがたくさんあるのだから、閃光を探してプライドやサクセスを掴んで見せろと、齢73の富野監督からの熱いメッセージ。熱過ぎてまだちょっと受け止められる気がしないけど、確かに伝わりました。ジャベリン、ありがとうねぇ!

 何故ここで大本命とまで言っていた『ユリ熊嵐』を挙げないのかというと、まだ最終回が終わっていないからでもあり、そしてどうにも上手く咀嚼できていないからでもある。各話感想を挫折したのは仕事が本格的に忙しくなってきたからでもあるけど!
 ただ、11話を見て刺さらないわけでも、ましてや出来が悪いなんてことも全然ないことが確信できて安心したので、彼女たちの未来を見届けたら絶対に感想は書きます! それは、絶対に絶対です! いつ書くかは分からん!

 そして忘れてはならないのが、分割2クールでまだ1クール目も1,2話残している『アイドルマスター シンデレラガールズ』。これもまだ中途ながら年間マイベスト入りがほぼ確実の素晴らしい作品です。いや、本当にここまで丁寧に誠実にコミュニケーションを積み上げていく様を描いてくれるとは思わなかった。特に素晴らしいのが、キャラクターの持つ個性を過度に突いたり、あるいは存在自体に疑問を投げかけるような、あえて言うけど「安易な」展開には決してしないところ。だって「個性」が自他によって認められることによって彼女たちアイドルは輝くんだから、敬語使えとか熊本弁やめろとか型に嵌めるようなことはむしろ絶対やってはいけないでしょ。あいつら何も分かってねぇよ!
 1話のハイクオリティな映像演出に目を奪われ、6話ではほんの僅かな認識のズレが広がって大きな不協和音を奏でるような脚本・演出の妙技に唸らされ、細かい描写の積み重ねで当初は多過ぎると言われた登場人物たちの魅力を過不足なく見せてくれる。まさかこんなにハマるとは思わなかった。夏は少なくとも1作は絶対的に安心して見られる作品があるので、思う存分シンフォギアGXにぶつかれます! 各話感想も頑張ります! 多分!

 他にも業界ファンタジードラマを丁寧に2クール積み上げてきて毎度安心のエンタメクオリティを見せてくれる『SHIROBAKO』や、とても自分には拾い切れないけど寓意と対比と反復で多層的なドラマを魅せる『アルドノア・ゼロ』、そして歌と実写と紙芝居芸を組み合わせた全く新しいアニメ像を提示してくれた『実在性ミリオンアーサー』といった面白い作品に恵まれた、素晴らしいクールでした。まだ終わってないけど。

 見てない作品でも、『クロスアンジュ』は絶対にいつか見たいし、『少年ハリウッド』や『蒼穹のファフナー』も興味ありますので名前だけでも覚えておこうかと。やたら評判の良い『純潔のマリア』も2話で止まってますが録画は残ってるのでそのうち見られるといいナー。その前に、夏に始まる続編までに必ず『ガッチャマンクラウズ』を見る、という野望を表明しときます。


 ってなわけでもう来週に迫ってしまった春アニメの視聴願望。
 新年度はさらに仕事がヤバイことになるらしいのでどれだけ時間取れるか分かりませんが、どうしても見たいのはすっかり原作の信者と化した『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』と松本理恵監督と本気のボンズという勝ち確スタッフの『血界戦線』の2作のみなので、どうにかなるっしょー。

 『食戟のソーマ』は原作面白いし見るけど選抜戦まで行くのかが不安。『響け! ユーフォニアム』はもしこれが無理だったらもう京アニは山田尚子監督作品しか見ないことにしようと密かに決心してる分水嶺。『アルスラーン戦記』はもうちょい巻数重ねたほうがいいのでは。『攻殻機動隊ARISE』は劇場公開されたストーリーの再編集版なら時間取るために優先して切るかもしれない。やっぱり帰ってきた『銀魂』は監督変更がどう響くか。噂の『ニンジャスレイヤー』のTRIGERはやはり手放しに信頼できる制作会社ではないよなあと思いつつも『リトルウィッチアカデミア』は超楽しみ。
 あとは『放課後のプレアデス』や『プラスティックメモリーズ』、『SHOW BY ROCK!!』に『ダンまち』、そして『パンチライン』辺りが気になってますので見れたらいいなーと思っています。
 まあそんな感じで。


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アニバタ Vol.6アニバタ Vol.9に寄稿しました。よろしくです。


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