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映画

リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード 感想

 同時上映で一作目も見れるよ!


 相変わらず美術やキャラデザ、コミカルな動きや派手なエフェクトといった作画、紡ぎだされる映像世界がかなり好みで、期待通りに楽しい作品だったというのが素直な感想。
 
 その上で、やはり今回も「動かしてナンボ」のイマジネーション豊かなアニメーションによるイリュージョンを劇中での魔法に掛ける作劇が行われていたのですが、その構図が単純にトリガーの作風とマッチしていて、見ててしっくり来るんですよ。トリガーの作品では一番好き、というほど数見てないことに今気付いた。

 今回はかつて魔女が迫害されていた歴史を忘れないための伝統行事としてのパレードを主人公のアッコたち問題児たちがやらされる、というシナリオ。いや、ロッテは何も悪くないんやで先生……。連帯責任なんてクソ食らえだ。
 で、その前時代的で街の人たちの反応から見てもその本来の意図からかけ離れた形骸と化している伝統をハッピーな代物に仕立てあげよう、と立ち上がるアッコ。
 つまり古臭い風習を現代風に楽しく塗り替えよう、という学校ではアッコとダイアナの関係に見られる由緒正しき魔法と子供だましのイリュージョンの対立構造の延長線上にあるわけですが、最終的にはどちらも取り込んで伝統が一新される結末が描かれたのが良かったですね。

 そもそも従来の魔女の在り方をろくに知らず、夢いっぱいの子供だましに魔法を掛けられたミーハー女子であるアッコのルームメイトが、そばかすで地味なメガネっ子のロッテと、悪ガキ共が言ったような不気味な魔女像そのままのスーシィである、というのが面白くて、アッコは劇中で一度この二人と決別するんですよね。それがカビの生えた魔女像に反発しようと躍起になってから回るアッコの物語とリンクしていて、最終的にはその3人の調和による大魔法が描かれる、というなかなか綺麗な構成。窮地を救ったのがロッテの地元に古くから伝わる歌だった、というのもいい。

 で、街が大変なことになりそうなのに魔女のイメージを一新する好機と観たのかひたすらヒーローショー的アナウンスに徹する先生のクレイジーな姿が描かれたのだけど、結局この作品が提示するのって新しい何かとかじゃなくて、古臭いものを今風にアレンジして提供するっていう、それだけなんですよね。それがいい。

 だから、ラストで伝統の一部だった魔女へのトマト攻撃が、魔女からの反撃も織り込んだ双方向のコミュニケーションに昇華されるのは、それに準ずる回答としてとても良いと思ったのです。

 まあ余計なことを考えなくても、カートゥーンチックなキャラクターは相変わらずキュートだったし、特にダイアナはデレの瞬間をあざとく映さない奥ゆかしい上品なツンデレで大層素晴らしかった(ツンデレも現代的なモチーフなのかという妄言が頭を過ぎった)ので、つまりは期待通りのものが見れたという感想です。面白かった。
 

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アニバタ Vol.6アニバタ Vol.9に寄稿しました。よろしくです。


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