FC2ブログ

アニメを中心に、漫画や映画、小説など創作物の感想を載せるブログです。

その他

ガールズ&パンツァー 最終章第2話 感想

 戦車道には人生の大切なすべてのことが詰まっているんだよ。(挨拶)


 まだ三分の一なので確信は持てないんだけど、これマジでただのトーナメントを最後までやるだけなんじゃないか?

 いや、TVシリーズもトーナメントと言えばトーナメントなんだけれど、あれは無名校が強豪を次々と倒して成り上がる大洗主体の物語だったじゃないですか。それが数々のメディア展開、そして劇場版を経て、各校それぞれの個性と人気が確固たる地位を築き上げたことで、誰もが主役になれる群像劇としての様相を呈してきている。
 描かれるのは各校の変革。BC自由学園は情報戦を制して大洗を見事に罠に嵌めたが、しかし変わりきれずに残ったしこりを突かれて敗退してしまった。余談であるが大人気CPの押安、根深い疑念を抱えたままで歩み寄ろうとする姿勢を互いが持っている、信頼と疑念の狭間で今まさに揺れている最中である、という強い文脈が付与されてまた二次創作界隈が盛り上がりそうですね。
 そしてマリー様は女王の風格、お菓子を分け与えるマリー・アントワネットだ。すき。
 
 本題に戻って、なんと言っても今回の主役は圧倒的に知波単学園。彼女らが守るべき伝統と変わるべき自身というテーゼを誰よりも体現する。
 無名校から誰もが認める王者となった大洗学園。しかし本来の彼女たちは、戦力差を自由な戦術とガッツで覆すジャイアントキリングが持ち味だったはずだ。そして今回チャレンジャーとなった知波単学園は、まさに「かつての大洗のように」大物にしつこく食い下がっていく。それは彼女たちが大洗から学んできた知恵と勇気が成したものであり、失敗を糧に自らを成長させる大洗の物語を今度は知波単が再演しているのだ。歴史は繰り返すのである。
 あくまで『突撃』という体裁を保ち続けた福田をきっかけとして、隊長である西は変革の時を知る。『突撃』ではなく『撤退』であると、迷いなく宣言する。突撃は知波単の伝統、しかしそれをするべき時と場合がある。守るべきものと、変わるべきもの。お荷物だった知波単はもういない。突撃しか能のなかったあの知波単が、紛れもない強敵《ライバル》として大洗と『一進一退』の攻防を繰り広げる様に、自然と涙が流れていた。
 一方の大洗では、家庭環境まで掘り下げられつつ、未だ傀儡の隊長でしかない河嶋桃。彼女の変革がおそらく全体のストーリーの核の一つになっているはずなので、それも楽しみですね。

 この最終章に、ただただ対等なライバルたちが己の誇りと未来を掛けて雌雄を決する、純化したスポ根の熱を感じことが、勘違いでないことを願います。その正否は、大洗以外の学校同士の試合がガッツリ描かれるかどうか、第3話ではっきりすることでしょう。
 気になるカードはなんと言っても黒森峰VSプラウダ。前々から過小評価されていると思えてならないカチューシャがやたらめったら物語性を背負わされた逸見エリカに敗けてしまうのではないか、というメタ読みが出来てしまうので不安でなりません。まあ、敗けた方の『格』をちゃんと示してくれればそれでいいし、そこについては信頼しているので純粋に推しを応援することにします。
 頑張れ、カチューシャ!

関連記事
スポンサーサイト



Comment
Trackback
Trackback URL
Comment form













管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ぽんず

Author:ぽんず
私は好きにした、君らも好きにしろ

アニバタ Vol.6アニバタ Vol.9に寄稿しました。よろしくです。


このブログについて

※感想記事はネタバレがデフォです。

当ブログはリンクフリーです。お気軽にどうぞ!
現在相互リンク募集中


twitter
検索フォーム
ランキング
にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ

アクセス解析
外為どっとコムの特徴
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ