fc2ブログ

アニメを中心に、漫画や映画、小説など創作物の感想を載せるブログです。

Another

Another 3話 「Bone work -骨組-」 感想

やべぇ、思ったより展開が早い。出遅れないうちにガチ推理しておかないと。


鳴ちゃんの眼帯の下は、思ったより肩透かしだった印象。義眼っつっても、アニメじゃただのオッドアイにしか見えない。どこのドールズだ。

しかし、近づかない方がいいと言いながらわりとお話しするのが満更でもない様子の鳴ちゃんはやっぱ可愛い。
「見えているのはあなただけ。……だとしたら?」ってセリフがキュンと来た。もはや口説き文句にしか聞こえない。

さて、その鳴ちゃんが実在するのか幽霊なのかがこの作品の一つの大きな謎であるわけだが、私は生きている説を選択したいと思う。まあ根拠があるわけではなく願望に近いんだけど。

彼女が生きてると仮定して色々辻褄を合わせてみよう。まず前回人形館でばあさんが「他にお客さんはいない」と言った意味。考えられるのは、単純に榊原君の後に鳴ちゃんが来た。あるいは、単純にあそこに住んでいるのか、もしくは働いているのか。もしかしたら彼女も人形の1体としてカウントされてるのかもしれない。うん、理由は付けられるな。

次に、クラスメートが言う「いないやつ」の真意。これは存在しないではなく、「いない(ことにしなければならない)やつ」という意味だと思う。なぜそうしなければいけないかは後述する。

今回のラストで桜木さんが見てはいけないものを見たから死んでしまったかのように描写されていたが、そもそもクラスメートに見えてなけりゃ榊原君が彼女に関わってることも分からないよね。風見君も屋上にいる鳴ちゃんを見つけた描写があったし、前回図書館に入ろうとする榊原君を止めようとする描写もあった。しかし、ならばなぜ今回桜木さんは突然走り出したのだろうか。彼女が見た何かが鳴ちゃんだとして、特別に怯えた理由は榊原君が彼女と接触を持っているのを目の当たりにしたから、としか今のところ考えようがない気がする。榊原君が転校してきたことによって始まった「何か」が、着々と進行していることを感じて抑えていた恐怖が噴出してしまったとか。

あのクラスでは一体なにが起こっているのか。今回桜木さんと勅使河原君との会話で、どうやら最初の年の話だけならまだセーフであるらしいことが発覚した。おそらく何かが始まったのはむしろその先の話なのだろう。そして来月になったら全て話すと告げられる。なぜ今ではいけないのか。色々謎はあるけど、まずは自分の適当な予想を書いてみよう。

26年前にあの話の通りのことが行われたとして、多分それによって一つの因習が生まれたのだと思う。あの後、あのクラスを中心にまるで呪われているかのようになんらかの不幸が起こるようになった。それを止める為の手段として、「ミサキ」が座っていた窓際のあの席、あそこに座る人を「ミサキ」と呼び(あるいはミサキと名の付く者をあの席に据える?)徹底的に無視する。それによって呪いをその「ミサキ」一人に押し付けるか、あるいは完全に押さえ込むことができる。その上で、クラス全員で卒業することが、あのクラスが危機を脱することのできる唯一の手段である。今回は、榊原君が「いないことにしなければいけない」鳴ちゃんと接触を続けたことでその呪いが発生してしまったのではないか。

そうだとして、誰もはっきりと榊原君にルールを教えない理由はなんだろう。1ヶ月後なら話せるというのもおかしな話だ。ここはまだ不明。

修学旅行を2年の時に済ますというのも、多分3年次にあのクラスを離れることができないルールがあるんだろうな。

どっちにしろ、1年に1人は「ミサキ」と名の付く生徒が存在しなければいけないことになるので、街ぐるみで必ず1年に1人子どもを選んで「ミサキ」と名付ける風習があるのかもしれない。単にあそこに座る人を後からミサキと名づけてるだけかもしれないけど。ちょっと分からないのは、あの死亡フラグビンビンな看護婦さんが「ミサキ」の名に一切反応しないこと。彼女も都会から最近やってきたとか、そういう事情があるんですかね。

ミステリーは好きだけど、推理するのはどうも苦手だなー。与えられた情報を繋ぎ合わせることが上手くできない。ほぼ妄想みたいになってしまった。






関連記事
スポンサーサイト



Comment
Trackback

Another 第3話「Blueprint -思惑-」 感想

見えてるのは榊原君。貴方だけ・・・だとしたら? 始まりの年、居ない人。断片的に事実を知らされながらも恒一は未だに全容を掴めない。 そんな中で遂に最初の犠牲者が・・・。

Another 第3話 「Bone work -骨組-」 

第3話 「Bone work -骨組-」  鳴の左目は義眼でした。オッドアイにしたのは分かりやすくていいけど、中二臭いわ。そりゃ恥ずかしくて眼帯もしたくなる・・・って話じゃない。 ゴメ...

(アニメ感想) Another-アナザー- 第3話 「Bone work -骨組-」 

Another 限定版 第2巻 [Blu-ray](2012/04/27)高森奈津美、阿部 敦 他商品詳細を見る 古びた人形だらけの工房で、鳴と出会った恒一。鳴は恒一に26年前の3年3組に起きた、ある出来事を語る。そ

Another 3話

ぎゃああああああああああ!!!!!!!!!! というわけで、 「Another」3話 うわああああああああああ!!!!!!!!!!の巻。 いやまあ、そろそろ話が動くとは思ってま

Another 第2話

「Bone work -骨組-」 いない者の相手をするのはよせッ!!! 一週間ずっと気になっていた見崎の左眼… 自称、エメラルドグリーンの人形の目 そして、見えなくてよいものが見えて

Another 第3話 Bone work -骨組-

あれだけ勿体ぶった鳴の眼帯の下は義眼。 右目と違う色をしているからオッドアイのようで目立つだけで、グロくも何ともなかったですね。 26年前の3年3組の話を鳴に教えられる恒一 ...

Another 第3話 「Bone work -骨組み-」 感想

とうとう第一の犠牲者が。 偶然の事故が、悲劇の幕開けとなっていくんでしょうね。 古びた人形だらけの工房で、鳴と出会った恒一。 鳴は恒一に26年前の3年3組に起きた、ある出

Another アナザー 第3話 「Bone work -骨組-」 

いなくなったミサキと卒業式を行った26年前の3年3組の話。 それは最初の年の話で まだ話には続きが…。 鳴の眼帯の下は義眼。 鳴はそれを人形の目だと言う。 26年前の話の...

2012年01クール 新作アニメ Another 第03話 雑感

[Another] ブログ村キーワード Another 第03話 「Bone work -骨組-」 感想 #Another2012#ep03 ■概要 夜見山北中学校3年3組に転入した榊原恒一。初登校日に病院で出会った見崎鳴と再会する。...

Another 3話

そして物語が動き始める…!

Another 第3話 感想「Bone work -骨組-」

Anotherですが、尋常でなく怖かったです。とうとう眼帯が取れますが、野田総理の眼帯とか言っている場合でもありません。26年前の始まりの年が全てのようですが、榊原恒一は見崎鳴から...

Another~第3話「Bonework」

 東京から引っ越してきた中学3年生、榊原恒一。転校してきたクラスには恐ろしい秘密があるらしい。第3話。 見崎鳴は眼帯にかくされた眼を恒一にみせた。緑色をした義眼。人形の...

Another:3話感想

Anotherの感想です。 ついに話が動き出しました…。

Another 第3話

Another 第3話 『Bone work -骨組-』  ≪あらすじ≫ 人形館で出逢った鳴にその眼帯の下を見せてもらった恒一。そこには、鳴にそっくりな人形と同じ碧色に輝く義眼があった。彼女は「

Another 第03話 「Bone work -骨組-」

最近自分の趣味というか好みが変な方向に特化というか開花してきたヨペチコです。 まぁそんな話は別の記事で書くとして。 今回も謎がいっぱい(?)アナザー第三回です。 当た...

◎Another第3話Bonework骨組

メイ:見せてあげようか。パンツじゃなくて、眼帯をはずす。恒一:義眼。メイ:私の左目は人形の眼なの。 :気分が悪い。この場所はよくないかもね。 :人形はね、虚ろなの。死に...
Trackback URL
Comment form













管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ぽんず

Author:ぽんず
私は好きにした、君らも好きにしろ

アニバタ Vol.6アニバタ Vol.9に寄稿しました。よろしくです。


このブログについて

※感想記事はネタバレがデフォです。

当ブログはリンクフリーです。お気軽にどうぞ!
現在相互リンク募集中


twitter
検索フォーム
ランキング
にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ

アクセス解析
外為どっとコムの特徴
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ