うつけ者アイムソーリー

榊原君はそろそろ自分が動くことで周りを危険に晒していることを自覚してもいい頃だな。美人の年上ナースさんを死なせた罪は思い。
しかし彼が動かないと話が進まないというジレンマ。
それでも彼が動くことに説得力をもたせるためには、鳴ちゃんをいかに可愛く描けるかが重要になるわけだ。
鳴ちゃんが気になる気持ちはよく分かるよ。やっぱ鳴ちゃんかわいいよ鳴ちゃん。さりげに休んだこと心配してくれてたしね。

｢ない年｣と｢ある年｣がある。やはりトリガーは｢ミサキ｣と関わることなのか。
今までも｢ミサキ｣に関わる生徒がいた、ということだよね。この辺が九官鳥の言葉に繋がっていると見た。

気になるのは赤沢さんと話してた娘が｢彼がルールを破ったら｣とまるでまだ破ってないかのような言い方をしてたこと。いや、単に榊原君と鳴ちゃんの交流がどの程度進んでるのか把握できてないからそういう表現になったのかもしれないけど。
やっぱりまだ説明できない事情がよく分からないなー。具体的なことは何も言わずに｢協力してくれ｣と言われてもそれじゃ今までと同じだし。赤沢さんは案外無能なのかもしれない。

｢呪われた3年3組｣の話は思ったより浸透してなかった様子。となると、地域ぐるみで年一回｢ミサキ｣と名の付く子を作っている、という説は外れで、やっぱりあの席に座る子を｢ミサキ｣と呼んでいるということかな。

水野さんの弟が必死に｢ミサキはいない｣と言い続けた、ということは、やはり存在そのものを認めることがアウトだということか。説明できない理由も｢説明=ミサキの存在を認める事｣になるから？　
今回一つ気になったのは、呼び水となった榊原君は安全なのか？　ということ。いや、それで周りの人が死に続けたらそれはそれで生き地獄だけど。

もしかしたら榊原君がクラスメートの恨みを受けていじめられる展開があるかもしれないと思ったが、彼自身も怖がられてるみたいだしその辺は大丈夫か。

―追記―

気になったのでググッて九官鳥の寿命を調べてみました。
平均は15年で、最高30歳ぐらいまで生きるそうで。それなら怜ちゃんがあのクラスにいた時期の言葉を覚えている可能性も十分にあるわけです。

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