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小説

「星を継ぐもの」 ジェイムズ・P・ホーガン 感想

これは傑作だなー。SFという括りで食わず嫌いされるのはもったいない作品。


かく言う自分もSFには苦手意識を持っていた。理系じゃないし、複雑な用語も解んないしね。
別にわからなくてもいいんだと思えるようになってきたので、「幼年期の終わり」とかから読み始めたのですよ。

で、傑作と名高い本作を読んだらめちゃくちゃ面白いんだこれが。

科学者のモチベーションというか、原動力とはこういうものなんだろうと思えるような強烈なエネルギーを感じた。

未知の謎、今までの見識が覆されるような新発見。世界中の頭脳が一つの目的のために結集する。
彼らが試行錯誤を繰り返すのは地位でも名誉でもない、それがロマンだからなのだ。真理の探求こそ本来の科学者の使命。

決して友好的ではなかったハントとダンチェッカーが同じ問題に取り組む過程で徐々に距離を縮めていく描写が象徴的だ。人間の知的好奇心、その強い意志が、瑣末な確執を超えて人を繋ぐ。その可能性を描いているように感じた。うん、飛躍しすぎな感がなきにしもあらず。

話の中心となる謎も人類学のミッシングリンクを組み込んで展開していて、その問題に一つの解釈を与えているのも本作の魅力の一つだろう。現実の謎とリンクさせることで、荒唐無稽な話にリアリティを与えることに成功している。物語の展開も、情報収集、分析、仮説、検証と論理的に進められていくので専門用語がさっぱりでも難なく話しに付いて行ける。発想の豊かを緻密な計算で象っているので非常に読みやすい、まさに名作だった。

とりあえずこれの続編は読むとして、この記事を読んでくださった方、初心者にオススメのSFがあれば教えていただけると嬉しいです。
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